シバのヨル(2)完結

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シリーズ
  • B6判208ページ
  • 2013年06月29日発売
  • 本体価格 619円+税
  • ISBN 978-4-408-17451-8
  • 品切重版未定
シバのヨル(2)完結

内容紹介

驚愕のクライマックス!!

警視庁健康管理本部に勤務する臨床心理士の紫葉拓未。彼は法では裁けない罪人を独自の薬を用いて罰する裏の顔を持っていた。だがそれは、己の趣味を満たすためだけのものであり、彼にとって「正義」とは「実験」のための言い訳でしかなかった。実験以外には興味を持たなかった拓未だが、新人スタッフの多摩ゆかりにこれまで感じたことのなかった感情をいだき、彼女に魅かれていく自分に当惑する。

そんな中、かつて拓未がカウンセリングした組織犯罪対策第四課の黒磯刑事が、意識混濁のもうろう状態で警察病院に運び込まれた。弟の拓未の実験との関連を疑う姉(警察上層部)は、部下に命じて拓未の確保に当たらせるがすんでのところで取り逃がしてしまう。一方、多摩とともに逃走を続ける拓未は、多摩の額に人格改造手術によりできるギースベルト・リザーバーの挿入痕を見つけ愕然とする。

額に刻まれた挿入痕により、自分の存在を消された多摩ゆかり。心に深い闇を抱える、本庁捜査一課の女刑事・大塚留衣。最悪のシナリオが動き始めたその裏に、危険な独自思想を持ったアングラ医師の組織が見え隠れする…。彼女たちを守るため、苦渋の選択を迫られた拓未は!? 常軌を逸した臨床心理士の歪んだ日常を描いた問題作、驚愕のクライマックス!!