
超人気コーチが直接指導! 金哲彦のマラソンクリニック開催!!(1)~講義編~
2016.01.27
市民ランナーにむけたマラソントレーニング解説本の
ベストセラー『金哲彦のマラソン練習法がわかる本』が、
2015年9月に文庫になりました。
文庫化を記念して、読者のかた5名様を対象に、
金さんから直接レッスンを受けられる
「マラソンクリニック」を2016年1月10日に開催。
その模様を2回にわたってレポートいたします!
午前10時、応募はがき総数208通のなかから選ばれし強運の5人が、金さんのランニング研究所「run to be」に集まってくださいました。



居心地のいい、お洒落なラボ/金さんの著書がたくさん!どれも市民ランナーのバイブル。
■Lesson1 ~講義編~
前半は講義形式です。
みなさんのマラソンに関するお悩みのひとつひとつに、金さんがお答えします。


「子育てで十分な練習時間が取れない」
「レース後半に頭痛がして、終わると肩こりがひどい」
「走り込んでも記録が伸びない」
「トレーニングを続けているのに記録が落ちてしまった」
などなど…みなさんの悩みもさまざまです。
その中のひとつに、「坂」に関するお悩みがありました。
「上り坂できつくなり、ペースを上げられない」とのこと。
この坂問題、多くのランナーが一度はぶつかる壁なのでは?

「サブ3達成には、苦手な坂道を克服しなければならないのですが…」
克服のポイントはずばり、「腸腰筋」を鍛えること! 腸腰筋とは、上半身と下半身をつなげる唯一の筋肉で、骨盤の傾きに大きく関わるインナーマッスルです。
日頃使わないこの筋肉を鍛えることで、きつい上り坂でも足を上げて動かし続けるスタミナがつくそうです。
そのためのトレーニング方法を金さんが伝授してくれました。

「ひざを曲げたまま、腰から下を床から上げる運動」
これを繰り返して、腸腰筋を鍛えます。
初レースはどこで、どんな記録でしたか?
最近の大会での記録は?
日頃どんなペースでどのくらい走っていますか?


基本的な質問をなげかけ、その人のランニングの癖、筋肉の質を分析し、適切な目標設定や練習方法を即座に導き出す金さん。
そのデータベースと分析力に、改めて金さんの凄さを実感…

「中5日あけない練習が理想ですね」

「ペース配分は自分でコントロール。時計に惑わされず、
自分の中でリズムを刻みましょう」
●「Lesson1 ~講義編~」はここまで。いかがでしたか?
次回は「Lesson2 ~実践編~」をお届けします。ご期待ください!