天保暴れ奉行気骨の幕臣 矢部定謙

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シリーズ
  • 四六判上製480ページ
  • 2007年05月18日発売
  • 価格 2,090円(税込)
  • ISBN 978-4-408-53507-4
    • 品切重版未定
天保暴れ奉行

内容紹介

寛政六年、十一代将軍徳川家斉の治世に、堺奉行矢部下総守定令の長子として生まれた定謙は、幼名を彦五郎といった。幼い頃から一本気な気性だったが、才気豊かで二十歳で小姓番組入りすると、徒頭、先手頭、火付盗賊改を兼務するなど、次々に昇進。堺奉行を経て、四十歳で大阪西町奉行に就任。密貿易摘発や米価安定策などの功を認められ、勘定奉行に抜擢される。が、乱を起こした大塩平八郎の罪状をめぐり、老中水野忠邦と対立し、西の丸留守居役に降格させられる。閑職を経て、江戸南町奉行へ登用され、その手腕を発揮。多くの名差配ぶりを示した名奉行だったが、将軍家慶と水野忠邦が天保の改革という圧政を進めるなか、死を賭して、その政策に異を唱え、更迭された。気骨あふれる武士の生きざまを描いた著者渾身の歴史長編。