「追究型学習のすすめ」書影

追究型学習のすすめ 「教わる」からの卒業

小林一彦 ( コバヤシ カズヒコ )

A4判 128ページ

2021年03月18日発売

価格 2,200円(税込)

ISBN 978-4-408-41678-6

在庫あり

生徒自身が主体的・対話的に学ぶ
授業の在り方を知ることができる。

2020年から本実施されている新学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」が求められている。本書では、高学力で知られる秋田県で行われた「追究型学習」の構造や事例を紹介し、生徒自身が主体的・対話的に学ぶ授業の在り方を知ることができる。また「全ての活動で行うキャリア教育」や「キャリア・パスポート」など、キャリア教育の実践についても解説。

【目次】
はじめに
■この本を読む前に……あなたは答えられますか?
■全ての活動で行う「追究型学習」= 教わるからの卒業

第1章 なぜキャリア教育を生かした授業が大切なのか?
1.校長の思いをいかに伝え,実践していくか
2.新学習指導要領の方向性と「追究型学習」
3.「PISA2018」から見える新たな懸念
4.「使いこなせる生きた知識」へ
5.キャリア教育と学力の関係
6.全教育活動で共通た取組の難しさの克服

第2章 追究型学習の概要
1.「追究型学習」とは?
2.「追究型学習」とキャリア教育との関係
3.「追究型学習」の目的
4.「追究型学習」=教わるからの卒業
5.基礎的・汎用的能力の育成との関係

第3章 追究型学習の実際
1.「追究型学習」の授業ベース
2.「追究型学習」と「生徒指導の機能」
3.「追究型学習」の学習課題の設定が肝
4.「追究型学習」の学習課題の構造
5.追究型学習課題づくりの演習
6.追究型学習の学習課題の展開
7.「リフレクション」とは?
8.「追究型学習」では「まとめ」と「リフレクション」を分離
9.リフレクションをキャリア・パスポートに生かす
10.単元レイアウトの必然性

第4章 追究型学習でどう変わったか?
1.子供の変化
2.先生の変化
3.授業の変化
4.学校の変化
5.地域との関わりの変化

第5章 今後のさらなる展開に向けて
1.不断の授業改善
2.教師の「しなやかな発想」へ

おわりに/キャリア教育に関するQ&A

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