
お江戸薬膳出前帖
倉阪鬼一郎著(クラサカ キイチロウ)
A6(文庫)判 256ページ
2025年06月06日発売
価格 836円(税込)
ISBN 978-4-408-55952-0
在庫あり
父の見世を受け継いだ医師が作る薬膳料理
江戸の名店で花板をつとめた辰太郎。念願だった自分の見世「旬屋」を開く矢先に病で倒れ、この世を去ってしまう。本道の医師として活躍していた息子の幸庵は、無念のうちに亡くなった父の見世を継ぐ。旬の食材を生かした薬膳料理を始めると、父の常連客のおかげで盛況。元飛脚の弟の力を借りて患者のために出前を始めると、良縁がつながり——。