
ライダースクラブ2025年6月号
実業之日本社編(ジツギョウノニホンシャ )
スポーツライディングを楽しむライダーのバイク誌
■巻頭特集 立ち上がり重視でスロットルを操作する
「0.1秒のセルフコントロール」
サーキットでのスポーツライディングに慣れてくると、多くのライダーが「もっと速く走ってみたい」と思うようになります。ところがコーナー立ち上がりで「もっと速く走りたい」と早めにスロットルを開けると、バイクは途端に曲がらなくなります。中野真矢さんは、「あと0.1秒スロットルを開けるのを待てると、走りの進化が訪れます」と語ります。
■原田哲也がポルトガルで試乗
TRIUMPH SPEED TRIPLE 1200 RS
「秀逸なる正常進化」
ポルトガルで用意されていた試乗コースは、新型になった元祖ストリートファイターの魅力を存分に感じられる素晴らしい設定。初日にサーキット、2日目にストリートでの試乗を終えた原田さんは、「全てアップデートされている」と好印象でした。
■中野真矢と平嶋夏海が自分仕様にサスペンションをととのえる
KAWASAKI Z900RS SE
「高性能サスペンションでもう一段ハイレベルな走り」
Z900RS SEは、OHLINS製リアショックをはじめとする高性能パーツが奢られたメーカーメイドのカスタムモデル。そのパフォーマンスを引き出すべく、中野真矢さんと平嶋夏海さんの二人がサスペンションのセッティングにトライしました。
■R/C IMPRESSION
・BMW R 12「リラックスしたフィーリングの中に隠れたスポーツ性能」
10年間に亘り人気を博したR nineTの後継として、伝統の空油冷ボクサーツインエンジンを搭載して登場したR12。試乗した原田哲也さんは、秘められた意外なほどのスポーツ性に驚きを感じたようです。
・YAMAHA MT-07 Y-AMT「フロントフォーク倒立化の是非を問う」
軽さと扱いやすさで、ビッグバイクのエントリーモデルとして人気を博してきたMT-07がモデルンチェンジ。倒立フロントフォークを装着するなどのブラッシュアップを受けると同時に、Y-AMT仕様が追加されました。
■Rider’s Must-Have Items
ライディングスキル向上に役立つ厳選した逸品を紹介する新連載。第1回のテーマとして「ライディングステップキット」を取り上げました。