湊和雄

湊和雄 ( ミナト カズオ )

昆虫・動物写真家。1959年東京生まれ。中学生のときにネイチャーフォトの第一人者栗林慧さんに憧れ、昆虫写真家を目指す。1978年琉球大学(昆虫学専攻)入学に伴い沖縄に渡る。1985年同大学院修士課程(昆虫生態学専攻)修了。同大学資料館勤務を経て、1994年よりフリーランス。
やんばるをメインフィールドに、琉球列島の野生生物を写真とビデオで記録し続ける。その間、1981年にヤンバルクイナ、1983年にヤンバルテナガコガネの新種発見に地元で遭遇する。メインテーマは、「日本の中の亜熱帯」「熱帯でも温帯でもない亜熱帯のオリジナリティ」の映像表現。
主な著書に『ヤンバルテナガコガネ』(大日本図書)『山原の自然―亜熱帯の森』(平凡社)『マルチメディア沖縄亜熱帯図鑑』(共著/ アスキー)『亜熱帯林にかくれるコノハチョウ』(偕成社)他。
第1回準アニマ賞受賞。第15回沖縄タイムス出版文化賞受賞。日本写真家協会(JPS)会員。日本自然科学写真協会(SSP)理事。沖縄県在住。(2012年7月12日現在)

湊和雄のデジタル南島通信