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唯川恵 ( ユイカワ ケイ )

1955年、石川県金沢市生まれ。銀行勤務などを経て、84年、「海色の午後」で第3回コバルト・ノベル大賞を受賞。2002年、『肩ごしの恋人』で第126回直木賞を受賞。08年、『愛に似たもの』で第21回柴田錬三郎賞を受賞。女性の内面を描いた小説やエッセイで、読者の共感を集める。『一瞬でいい』『とける、とろける』『天に堕ちる』『テティスの逆鱗』『ヴァニティ』『途方もなく霧は流れる』『手のひらの砂漠』『逢魔』など著書多数。(2015年4月3日現在)