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蓮池薫 ( ハスイケ カオル )

1957年新潟県柏崎市生まれ。新潟産業大学経済学部特任教授。中央大学法学部3年在学中に拉致され、24年間、北朝鮮での生活を余儀なくされる。帰国後、1年間の市役所勤務を経て、新潟産業大学嘱託職員・非常勤講師として働くかたわら、中央大学に復学。訳書、『ハル哲学する犬』『私たちの幸せな時間』『トガニ』のほか、キム・ワン『死者宅の清掃』(実業之日本社・2024年刊行)、キム・フン『ハルビン』(新潮社)など約30冊。著書は、共著1冊を含め、6冊。うち2009年6月刊行の『半島へ、ふたたび』(新潮社)は新潮ドキュメント賞を受賞。2012年10月に『拉致と決断』(新潮社)、2025年5月に『日本人拉致』(岩波新書)を刊行。(2025年12月現在)