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ビールに合う! コクと苦味を楽しむ! ビールを使った料理のレシピ

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『改訂新版 日本ビール検定公式テキスト』153ページに、
ドイツ、ベルギー、チェコ伝統のビールを使った料理が掲載されています。
ここでは、日本のキッチンでもつくりやすい分量、材料でのレシピを紹介します。

ドイツ 温かいビールのスープ | ベルギー 牛肉のビール煮込み | チェコ チーズのディップ

ドイツ 温かいビールのスープ
 ハイセ・ビーアズッペ Heiße Biersuppe



黒ビールの苦みとコク、香りがいきる滋味深いスープです。黒ビール以外のビールでも違った味わいが楽しめます。からだを芯から温めてくれる栄養価の高いスープとして、寒い季節や体力回復におすすめです。

材料(2人前)
 黒ビール 300ml
 砂糖 大さじ2
 卵黄 1個
 サワークリーム 45g
 シナモン 小さじ1/2
 塩 小さじ1/4
 黒こしょう 少々

つくり方
1 鍋に黒ビールと砂糖を入れる。弱火にかけて人肌程度に温め砂糖を溶かす。
2 ボウルで卵黄とサワークリームをすり混ぜ、滑らかなクリーム状にする。
3 2に1のビールを少しずつ混ぜ入れ、ビールで2をのばす。
4 3を1の鍋に戻し、かき混ぜながら中火でゆっくり煮詰めていく。
5 表面がクリーム状のごく細かい泡となって膨らみ、ややとろみがついたら、
  シナモン、塩で調味する。仕上げに黒こしょうをかける。



ベルギー 牛肉のビール煮込み
 カルボナード・フラマンド Carbonades Flamande



ビールで煮込むと、特別なルーを使わずとも、まるでプロがつくったような複雑な味のコクのあるシチューができます。ここではブラウンビールを使いましたが、レッドビールもよく使われますし、黒ビールや淡色ビールでもつくられます。

材料(4人前)
 牛赤身ブロック肉(もも肉、すね肉など) 600g
 ブラウンビール 300ml
 玉ねぎ 500g(中2個)
 塩 小さじ1/2
 黒こしょう 小さじ1/2
 小麦粉 大さじ3
 サラダ油 大さじ1
 にんにく 2かけ
 ローリエ 1枚
 タイム(粉末) 小さじ1
 三温糖 大さじ2
 ワインビネガー 大さじ2
 パセリ 8g

つくり方
1 牛赤身ブロック肉は、大きめのカレー・シチュー用サイズに切り、
  塩と黒こしょうで下味をつけ、小麦粉をまぶす。
2 熱した鍋にサラダ油を引き1を入れて、さっと焼き目をつける。
  肉の表面の色が全体的に変わったら、皿などに一度上げておく。
3 2の鍋に、スライスした玉ねぎを入れ、きつね色になるまで中火で数十分じっくり炒める。
4 3の鍋に、薄皮をむいたにんにく、ローリエ、タイム、三温糖を入れる。
  香りが立ち、玉ねぎの色がきつね色から茶色に変わるまで炒める。
5 4の鍋に、2の牛肉とワインビネガー、ブラウンビールを加える。
  ふたをして1時間程度、肉がやわらかくなるまで弱火で煮込む。
  焦げないように、味が均一になるように、ときおり鍋のなかをかき混ぜる。
6 味見をして、必要であれば塩(分量外)で味を調える。皿に盛り、みじん切りのパセリを散らす。



チェコ チーズのディップ
 ピヴニー・スウィール Pivní Sýr



チェコのビールシーンでは定番の、スパイシーなチーズディップ。現地で使われるチーズとは違いますが、日本で手に入りやすいクリームチーズを使ったレシピを紹介します。チーズのクセは少なくなるものの、印象的な味わいです。

材料(4~8人前)
 クリームチーズ 200g
 淡色ビール 大さじ5
 クミンパウダー 小さじ1/2
 パプリカパウダー 小さじ1
 塩 小さじ1
 <トッピング>
 玉ねぎ 1/2個
 マスタード 大さじ4
 パプリカパウダー 小さじ4

つくり方
1 ボウルで、室温に戻したクリームチーズに生ビールを少しずつ加えながら、
  滑らかに一体化するまですり混ぜる。
2 クミンパウダー、パプリカパウダー、塩を1に加え、
  全体にまんべんなくいきわたるように、さらにすり混ぜる。
3 煮沸消毒し乾燥させた保存容器に2を入れ、冷蔵庫で数日間寝かせる。
4 トッピング材料を準備する。紫玉ねぎなど生食向きの玉ねぎを角切りにする。
  代わりに、あさつきなどの細ねぎもよい。細ねぎは小口切りにして使用する。
5 皿に3と玉ねぎ、マスタード、パプリカパウダーを盛りつける。
6 食卓の皿の上で、チーズディップと、玉ねぎ、マスタード、
  パプリカパウダー、ビールの泡(分量外)を好みで混ぜ合わせる。
  ライ麦パンなどずっしりとしたテーブルパン(分量外)などにのせて食べる。