草舟言行録Ⅰ 日本の美学

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  • 四六判376ページ
  • 2022年06月30日発売
  • 価格 2,200円(税込)
  • ISBN 978-4-408-65014-2
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日本の美学

内容紹介

いま日本に必要なもの、それは美学である――。

【『草舟言行録』刊行にあたって(一部抜粋)】

私には何もない。
私には価値がない。
その私の言行録がシリーズとして出版されるという。
この意味が分かれば、
現代の問題の多くが氷解されて行くように思われる。

価値のない人間の価値を
求める時代が来たのかもしれない。
現代人は、
多くの価値を求め過ぎたのではないか。
私にはそう思われてならない。
多くの意見と多くの価値に、多くの人々が
押し潰されようとしているのではないか。

もし私のような者に価値があるなら、
それは持っている価値が少ない人間だ
ということに尽きるだろう。
現代が、この私の思想と生き方の中に
求めるべきものを見出すなら、それは
「人生とは単純なものである」
という真実しかない。

私は一つの生き方しかする気がない。
私は一つの価値しか持つつもりがない。
私はひとりの人間しか愛するつもりがない。
私の国は一つであり、
私の家族は一つしかなく、
私の思想もまた一つしかない。
人間にとって、
大切なものは一つしかないのだ。

その一つを見つけ出すためにだけ、
私の思想とその著作群
そして諸講演の価値はあると思っている。
私に触れる方々は、
みなその一つを見出してくれるに違いない。

〔草舟言行録Ⅰ 『日本の美学』収録内容〕
第一篇 武士道と生命燃焼
第二篇 日本人の読書
第三篇 これからの日本を考えるために
第四篇 政治家に必要な美学