スローバラード Slow ballad

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  • 四六判336ページ
  • 2016年09月09日発売
  • 本体価格 1500円+税
  • ISBN 978-4-408-53692-7
    • 在庫あり
スローバラード Slow ballad

内容紹介

事件の連鎖が呼び起こしたのは、「あの頃」の記憶と私たちの絆――

2014年4月。東京・北千住で喫茶店〈弓島珈琲〉を営むダイは53歳になっていた。
学生時代、バンド仲間の淳平、ヒトシ、ワリョウ、真吾と暮らした自宅を改装した店舗だったが、
ダイにも、常連客のゲームクリエイター・純也や三栖刑事にも家族ができ、
少しずつ生活も変化している。
かつて三栖が下宿していた純和風の家には、学生時代の友人ワリョウの息子・明と
その友人たちが下宿していた。

ある日、水戸に住むヒトシの息子の智一が「東京に行ってきます」というメモを残して
家出したと連絡が入った。
ダイは三栖や明、純也らと智一の行方を捜し始めると、
智一と同じ高校に通う村藤瑠璃がケガを負った家族を残し、
行方不明になっていることがわかる。
時を同じくして、人気俳優となった淳平の妻・花凜にストーカー騒ぎが起こった。

ダイたちは、智一の高校の先輩にあたる仁科と、新宿二丁目でゲイバーを営むディビアンが
それらの事件に関わることを突き止める。
学生時代をともにした仲間たちが〈弓島珈琲〉に再び集結し、
「あの頃」に封印した事件と対面する――。

青春時代のほろ苦さが沁みる珈琲店ミステリー。