内容紹介
相撲に関心がないという人でも、「相撲番付」は見たことがあるだろう。東西に分けられた力士の名が横綱、関脇、小結、前頭の順に並べられ、地位が下がるほど文字の大きさが小さくなっていく。この風変わりなレイアウトは江戸期からのものだが、この番付の体裁を利用して、料理屋からもうかる商売、江戸名所などまで、さまざまなテーマでランキングを作ることが流行した。本書はそれらの面白番付を当時の挿絵とともに紹介し、そこから江戸庶民の暮らしや本音を読み解くユニークな江戸ガイドだ。
相撲に関心がないという人でも、「相撲番付」は見たことがあるだろう。東西に分けられた力士の名が横綱、関脇、小結、前頭の順に並べられ、地位が下がるほど文字の大きさが小さくなっていく。この風変わりなレイアウトは江戸期からのものだが、この番付の体裁を利用して、料理屋からもうかる商売、江戸名所などまで、さまざまなテーマでランキングを作ることが流行した。本書はそれらの面白番付を当時の挿絵とともに紹介し、そこから江戸庶民の暮らしや本音を読み解くユニークな江戸ガイドだ。