「令和・アフターコロナの自治会・町内会運営ガイドブック」書影

こうして地域のリスクに備える! 令和・アフターコロナの自治会・町内会運営ガイドブック

水津陽子 ( スイヅ ヨウコ )

四六判 256ページ

2020年09月04日発売

価格 1,650円(税込)

ISBN 978-4-408-42092-9

在庫あり

いざという時、遠くの親戚よりも近くの自治会・町内会!
あなたと地域を守る「共助力」を高めよう。

いま日本各地で毎年のように
大雨や台風などによる大規模災害が起きています。
あるいは、近い将来、
高い確率で起きるといわれる首都直下型地震。

これらのリスクに対して、
自分(及び家族)の命は自分で守る「自助」、
自治体による「公助」はもちろんのこと、
地域(ご近所)で連携して防災・減災に努める「共助」の力が
強く求められる時代になりました。

いざという時に、地域の人々の命を守る
「共助」の中核となるべき存在こそ、
自治会・町内会です。

これまで多くの自治会・町内会は
新規加入者が増えず、
会員の高齢化に頭を悩ませ続けてきました。
そして、新型コロナウイルスの感染拡大により
自治会・町内会の象徴ともいうべき
回覧板や総会・集会の開催が中止。
さらには会費の徴収にも行けない状況に……。

この現状に対し、
地域活性化コンサルタントの著者はこう語ります。

「時代は平成、令和へと変わっているのに
 自治会・町内会だけが昭和のやり方(運営)を続けています。
加入者が増えないのは、時代のニーズに合っていないから。
新型コロナウイルスという未曽有の危機の中にありますが、
だからこそ自治会・町内会の存在意義を見直し、
大きな変革ができる時でもあります」

今後リモートワークの浸透によって
働き世代が地域で過ごす時間が長くなる一方、
移住してくる人(世帯)も増えていくでしょう。

いまこそ、自治会・町内会の変革の時。

本書では防災・減災に限らず
空き家や高齢化、孤独死など
地域が直面する様々なリスク・課題に
いかに備え、運営していくかを紹介していきます。

序 章 コロナで激変! 自治会・町内会を取り巻く環境
第1章 自治会・町内会は何のためにある? 複合リスク時代の「共助」
第2章 待ったなし! 大規模災害への備え
第3章 マンションと自治会・町内会
第4章 令和に求められる共助、アフターコロナの自治会・町内会
第5章 先進事例に学ぶ、これからの共助コミュニティ、立ち上げと運営
(1)首都圏を襲った台風19号、タワーマンションはこう戦った(神奈川県川崎市)
(2)焼酎作って住民にボーナス?地域を巻き込む3つの力(鹿屋市串良町柳谷集落)
(3)孤独死ゼロ、加入率100%の自治会はこうして生まれた(東京都立川市) 他
第6章 共助コミュニティ活性化、自治体の役割と施策
事例 熊本市、豊橋市

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