歌でよみとく 天皇が愛した女たち日本人ならしっておきたい古代朝廷ロマン
- 新書判208ページ
- 2013年01月10日発売
- 価格 838円(税込)
- ISBN 978-4-408-41169-9

内容紹介
朝廷を動かした、皇室の「後宮」!
「紫草の 匂へる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに われ恋ひめやも」……訳:紫草のようにかぐわしい君を、憎いなどと思えるものか。人妻であってもまだ、こんなに愛しいのに。一夫多妻が基本だった古代の皇室では、男女ともに「歌」を贈って気持ちを確かめ合った。本書では『古事記』『万葉集』『百人一首』に登場する歌が詠まれた時期と関係図をよみときながら、隠された秘密の恋、禁断の愛憎劇を追ってゆく。