「刑事ドラマ・ミステリーがよくわかる 警察入門」書影

刑事ドラマ・ミステリーがよくわかる 警察入門

オフィステイクオー ( オフィステイクオー )

新書判 208ページ

2014年01月11日発売

価格 838円(税込)

ISBN 978-4-408-11042-4

在庫あり

タフでハードな任務をこなす警察官に敬礼!

タフでハードな任務をこなす警察官に敬礼! 百花繚乱、警察ドラマ。ミステリーにだって警察は出てきます。でも「捜査一課」「生活安全部」「科捜研」と言われて、それらがどんな仕事で、どんな関係なのか、わかりますか? ドラマや映画の登場人物には、来歴やなぜその部署にいるのかまで細かく設定されています。であれば、警察組織を理解すれば、より登場人物の性格を知ることができ、ドラマを楽しめるはず。 そこで、本書では、ドラマや映画に登場する警察組織や部署の役割を、ドラマにならって解説します。もちろん、ドラマならではの演出もあり、それはそれでドラマの楽しさ。警察組織を知ることで、より刑事ドラマやミステリードラマが好きになります! 目次 ■序章 日本の治安を守る警察組織 ●国の警察組織図/ 都道府県の警察組織図 ●複雑だが効率のいい日本の警察組織 ■第1章 タフでハードな警察官の仕事 ●刑事ドラマの定番部署! 警視庁刑事部捜査一課 ●強行突破と交渉の両輪で事件を解決する特殊犯捜査係 ●知識と経験が物をいう窃盗専門の捜査三課 ●ドラマによって誕生した機動捜査隊 ●本職よりも怖い? 「マル暴」のデカたち ●「全然ヒマじゃない」生活安全部 ●生活安全部少年課の特殊な立ち位置 ●要人警護の専門部隊セキュリティポリス(SP) ●「公安の魔物」は本当に存在するのか? ●初動捜査で一番の権限を持つ鑑識課 ●科学捜査はここまできた! リアルに凄い科捜研 ■第2章 警察社会のパワーピラミッド ●警察の階級と役職に見るドラマの登場人物 ●現実も厳しい!? キャリアとノンキャリアの格差 ●本部と所轄の捜査をめぐる微妙な関係 ●女性警察官たちの昨日・今日・明日 ●分刻みのスパルタ教育! 警察学校の実情 ●警察よりも捜査権力がある検事の存在 ■第3章 警察の実情と問題点 ●睡眠薬が離せない!? ストレスまみれの警官たち ●未解決事件と時効廃止に横たわる問題 ●サイバー犯罪対策の理想と現実 ●犯罪捜査の新機軸、プロファイリングの可能性 ●おとり捜査、適法と違法のボーダーライン ●加害者と被害者の二つの家族を守る任務 ●「天下り」と「癒着」が警察を蝕む ■第4章 ドラマだから許される違法捜査 ●カツ丼もコーヒーもNGな取り調べの実態 ●西部警察署におけるカーチェイス&銃乱射問題 ●私服警察官のオシャレ事情に迫る! ●警察官になるための「条件」とは? ●「タレコミ」という仕事 ●トンデモ刑事たちのトンデモ捜査 ■第5章 まだある!捜査権・逮捕権を持つ仕事 ●悪質な脱税者を追い詰める国税査察官 ●銀行員にとっては警察より怖い金融庁検査官 ●テロ組織から国を守る情報機関・公安調査庁 ●自衛隊の警察官たる自衛隊警務官 ●海上の安全と治安を担う海上保安官 ●薬物事犯のスペシャリスト・麻薬取締官 ●警察官と同様の権限を持つ労働基準監督官 ■第6章 意外に知らない警察の謎 ●警察こぼれ話・小さな謎Q&A ●警察専門用語・隠語辞典

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