長谷川慶太郎 アジアの行方大激動の真実を知れ!

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  • 四六判224ページ
  • 2013年04月11日発売
  • 本体価格 1500円+税
  • ISBN 978-4-408-10978-7
    • 品切重版未定
長谷川慶太郎 アジアの行方

内容紹介

安倍政権のデフレ不況脱却策は成功するのか?

中国を中心にアジアは、大激動期を迎えています。
今、アメリカや韓国、および日本への挑発をエスカレートさせる北朝鮮は、中国人民解放軍最大の軍区・瀋陽軍区の傀儡政権に成り下がり、第4回の核実験を瀋陽軍区の命令で近い将来、実施する可能性が非常に高くなってきました。これを契機に国連は北朝鮮に対して、これまでの経済制裁から武力制裁に動くものと予想されます。そのとき、この武力制裁を中国は拒否できません。なぜなら、拒否をすれば国際的に中国の信頼は大きく揺らぐからです。北朝鮮と中国は同類と見做され、世界を相手に輸出で経済成長を遂げてきた中国にとっては、世界から信頼を得ることが絶対に必要です。となると、中国政府は北朝鮮と国境で接している人民解放軍の瀋陽軍区に北朝鮮の制圧を命令します。そのときに中国は最大の修羅場を迎えます。

果たして瀋陽軍区は北京政府の命令に従うのか否か。結論は出ていると著者は分析します。瀋陽軍区は北京政府の命令を間違いなく無視すると。瀋陽軍区からすれば、改革開放路線を推進する今の共産党は許せないからです。中国で汚職が横行し、経済が行き詰まったのは改革開放路線の悪影響に原因があり、この事態を打開するには、文革派に戻さないといけないと、人民解放軍は考えています。文革派は毛沢東回帰派とも言われており、この路線闘争が中国政府内で激しさを増しています。その闘争が中国の分裂のキッカケとなることを、習近平は知っていますが、どうすることも出来ません。唯一の方法は、国民の関心を海外に向けることで、その格好のターゲットに尖閣諸島があります。

人民解放軍による日本の自衛隊に対する挑発はエスカレートしていますが、仮に衝突したら日米同盟が発動し、中国軍は完全に敗退すると分析しています。果たして100%負ける戦争を人民解放軍は仕掛けてくるかどうか。幹部たちは本音では戦争をしたくないと思っていますが、下級幹部が習近平国家主席の命令を無視して、日本の自衛隊に攻撃を仕掛けてくる可能性があります。それが先軍政治の恐ろしさです。

過去、先軍政治を推進してきた国はいずれも滅んでいます。第二次世界大戦の時、先軍政治だった日本は8月15日敗戦を迎えたわけですが、中国も同様の道筋をたどると予想します。今、窮地に陥っているのは日本でもアメリカでもないのです。中国の国家主席で共産党の総書記である習近平なのです。さらに、本書では朝鮮半島はどうなるのか、韓国、北朝鮮の先行きや、日本の安倍政権が実施している「アベノミクス」でデフレ経済から本当に脱出できるのか、さらにデフレ経済の象徴であるLCC(格安航空会社)の将来像などにも触れました。