月刊J-novel2010年10月号

実業之日本社　 （ ジツギョウノニホンシャ ）

生まれたての物語をあなたに

今号のジェイ・ノベルは、10月5日に創刊される「実業之日本社文庫」特集！
創刊ラインナップ９冊の立ち読み、特別対談、エッセイ等々盛りだくさんでお届けします。内田康夫氏『名探偵浅見光彦の食いしん坊紀行』は本文立ち読み、恩田陸氏『いのちのパレード』は杉江松恋氏の解説、堂場瞬一氏『水を打つ』は中村秀昭氏との対談、鳥羽亮氏『残照の辻　剣客旗本奮闘記』は著者インタビュー、東野圭吾氏『白銀ジャック』は著者エッセイ、平山瑞穂氏『プロトコル』は津村記久子氏の解説、森村誠一氏『純愛の証明』は石坂坂房氏の解説、柳広司氏『パルテノン』は宮部みゆき氏の解説、山本幸久氏『ある日、アヒルバス』は著者と宇田川拓也氏の対談を掲載しています。

また、9月19日発売の『中原淳一の「女学生服装帖」』の出版を記念して、瀬戸内寂聴氏の特別インタビューも掲載しています。今号の新連載は朝比奈あすか氏の連作短編「煙草とタンバリン」、読み切り短編は宇江佐真理氏の大江戸市井譚「隣りの聖人」、初登場・大門剛明氏のミステリー「水銀姫」をお届けします。好評連載は、赤川次郎氏の短期集中連載「許されざる花嫁」、江上剛氏の企業小説「スクラム！」、山本幸久氏の青春ユーモア小説「芸者でGO！」、二階堂黎人氏の本格推理小説「東尋坊マジック」、葉室麟氏の平安戦記エンターテイメント「刀伊入寇」、福田和代氏の青春小説「ヒポクラテスのため息」、香納諒一氏の社会派サスペンス「レミングの荒野」、今野敏氏の任侠シリーズ「任侠病院」、小路幸也氏の青春小説「coffee blues」、中村彰彦氏の歴史小説「真田三代風雲録」、西村京太郎氏のトラベル・ミステリー「十津川警部　赤と白のメロディ」はいよいよ最終回を迎えます。

「私のたからもの」は、和田竜氏が登場です。連載エッセイの西川美和氏「映画にまつわるxについて」、北杜夫氏「マンボウ夢草紙」、佐藤和歌子氏の「駅をめぐる風」、出久根達郎氏の「今月号の旧刊誌」、津村記久子氏の「枕元の本棚」も快調です。新鋭作家が登場するエッセイ「オン・ステージ」(朝井リョウ、村木嵐両氏)、書評ページJ’s Book Bar(千街晶之、北上次郎、香山二三郎、丸善ら・がぁーる新札幌DUO店森泰美各氏)など読み応えたっぷりです。