月刊J-novel2012年8月号

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  • A5判
  • 2012年07月14日発売
  • 本体価格524円+税
  • 雑誌コード05103-0800-12
  • 品切重版未定
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月刊J-novel2012年8月号

内容紹介

生まれたての物語をあなたに

今号の特集は「東北から日本へ――未来に伝えたい名作と「あの日」」です。震災後、再び注目を集める宮沢賢治の童話と詩の世界(「雨ニモマケズ」「ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記」)、そして、来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」の主人公で、会津戦争を生き抜き、同志社を創立した新島襄の妻・新島八重の回顧録「男装して会津城に入りたる当時の苦心」を復刻掲載します。宮沢賢治作品の挿絵は司修氏、新島八重の回顧録は中村彰彦さんが解説をしています。

また、いわきのフラガールたちの震災のその後を、震災当日から取材をつづける清水一利氏が、仙台から東北を発信し続ける出版社「荒蝦夷」の奮闘を「荒蝦夷」代表の土方正志氏が伝えます。また、エッセイ「東北ぐらし」では東北在住の滝田務雄(郡山)、深町秋生(山形)、熊谷千寿(気仙沼)が等身大の今を伝えていただきました。さらに熊谷達也さんのバンドK'z復活レポートも。

好評シリーズ短編では、日本ミステリー文学大賞新人賞作家の両角長彦さんの〈真犯人は誰だ?〉がスタート。第一話は「三人とも」です。時代小説が二本。梶よう子さんの諸式調掛同心・澤本神人「鶴と亀」、村木嵐さんの盗賊・火狐の正体「お狐さま」です。シリーズも中盤から後半へ、いよいよ佳境です。また、日本推理作家協会賞の候補にもなった大門剛明さんのシリーズ「伝説をめぐる謎」の最新作「吉作(きっさく)落とし」も、またまた驚きのラストが待っています。連載小説では、今号より鯨統一郎氏のトラベル歴史推理「三内丸山殺人紀行」がスタートします。また荒山徹氏の時代小説「禿鷹の要塞」、中村彰彦氏の歴史小説「真田三代風雲録」が今号で最終回となります。江上剛氏の企業小説「人情支店長」、西村京太郎氏のトラベルミステリー「わが屍に旗を立てよ」、原田マハ氏の“政界ダイアリー”「総理の夫 First Gentleman」、吉野万理子氏の現代小説「不惑ゆらゆら」、いずれも絶好調です。

「私のたからもの」は、「傍聞き」が大ヒットの長岡弘樹氏が登場です。また7月に小社から「ガレキノシタ」を刊行する山下貴光氏の新刊エッセイを読めば、あなたもきっと「ガレキシノシタ」が読みたくなります。連載エッセイの出久根達郎氏の「今月号の旧刊誌」、津村記久子氏の「枕元の本棚」も快調です。気鋭の作家が登場するエッセイ「オン・ステージ」(浅葉なつ氏、柚月裕子氏)、書評ページJ’s Book Bar(青木千恵、北上次郎、香山二三郎、今井書店 浜崎広江各氏)など読み応えたっぷりです。