月刊J-novel2003年4月号

実業之日本社　 （ ジツギョウノニホンシャ ）

味わい深い一編の小説と一杯のコーヒー

「J-novel」もおかげさまで創刊１周年を迎え、今号４月号は特大号増ページ、定価据え置きでお送りします。新連載は赤川次郎氏の花嫁シリーズ『花嫁よ、永遠なれ』、菊地秀行氏の魔界都市シリーズ『牙迷宮』の二大人気シリーズです。また新鋭･柳広司氏のギリシア物語掌編小説も隔号でスタートします。創刊記念号のもう一つの目玉は、第１回北区内田康夫ミステリー文学賞の受賞作品（汐見薫氏「黒い服の未亡人」）の発表です。読み切り短編は高橋克彦氏のホラーをはじめ、池井戸潤、五十嵐貴久、畠中恵各氏のミステリー。東野圭吾氏のスノーボードエッセイも好調です。

連載陣では、おなじみ浅見光彦が名推理を展開する内田康夫氏『十三の冥府』、花村萬月氏のロードノベル、本格推理の貫井徳郎氏、東郷隆、童門冬二各氏の時代小説、川上健一氏の青春小説、神崎京介氏の情愛小説です。北杜夫、泉麻人、宮沢章夫各氏の連載エッセイ、枡野浩一、八二一両氏の巻頭グラビアコラボレーション、藤井健仁氏のビジュアルコラムも人気です