月刊J-novel2004年3月号

実業之日本社　 （ ジツギョウノニホンシャ ）

味わい深い一編の小説と一杯のコーヒー

今号の新連載は、深谷忠記氏のトラベル・ミステリー「十和田・田沢湖殺人ライン」です。同氏のお馴染みのキャラクター、数学者探偵黒江壮と恋人の笹谷美緒が活躍します。新鋭では新感覚ホラーの朱川湊人氏が初登場。倉阪鬼一郎氏の東京下町連作短編ホラーシリーズもあります。次号で発表する北区内田康夫ミステリー文学賞の中間発表も行い、内田氏が特別エッセイを寄稿。

連載陣は、中島らも氏の近未来私小説、花村萬月氏のロードノベル、森村誠一氏の社会派ミステリー、柴田よしき氏の探偵ミステリー、本格推理の貫井徳郎氏、池井戸潤氏の銀行員事件ファイル、芦辺拓氏の新本格社会派推理、川上健一氏の青春小説、永瀬隼介氏の探偵小説、神崎京介氏の情愛小説です。東野圭吾、北杜夫、宮沢章夫各氏の連載エッセイ、枡野浩一、八二一両氏のグラビアコラボレーションも人気です。