黒澤明の遺言

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  • 四六判208ページ
  • 2012年02月16日発売
  • 本体価格 1700円+税
  • ISBN 978-4-408-45361-3
    • 在庫あり
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黒澤明の遺言

内容紹介

映画監督というより、人間としての生き方が語られている…

黒澤明の一生を支えていたものは「失敗」です。数多くの名作は、失敗作のあとに生まれています。代表作「生きる」は不評だった「白痴」がなければ生まれなかったと言われています。「僕は戦いに敗れることを活力源にして次々に戦いに挑んでいる」。何があっても前に進む。失敗は成功するための因です。これが、黒澤明の人生哲学なのです。

本書には数多くの失敗と成功が散りばめられています。黒澤明は、失敗を乗り越え、次の高みを目指す時、必ず古今東西の名著が傍らにありました。「七人の侍」の時は、トルストイの「戦争と平和」を携えています。「本を愛するというよりは、その前に跪ずいている」という言葉は、どれほど本が自分の人生にかけがいのないものかを端的に表しています。読書離れと言われる今日、黒澤明のこの一言は重いのです。いままで、黒澤明の言葉は、新聞・雑誌・書籍等で数多く取り上げられてきましたが、デビューから亡くなる八十八歳までを年齢・年代別に時系列的に編集された本書は、年齢とともに移り変わる主張、一貫して変わらない考え方がわかり、身近に黒澤明を感じることができます。