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  パラリンピック22競技の見どころ【最終回 射撃】

パラリンピック22競技の見どころ【最終回 射撃】

いよいよ明日開幕する東京2020パラリンピック。競技紹介最後の種目は、見た目ではわかりづらですが、非常に過酷な競技と言われる「射撃」です。

呼吸や心拍数をコントロール
集中力、精神力の高さで競い合う

肢体不自由の選手が対象の射撃。ライフルとピストルのいずれかを使用し的を撃って得点を競う。銃の種類と距離、さらに射撃姿勢によって種目が分けられている。ライフルには、上肢で銃を構えられるか、支持スタンドを使用するかの2クラスがある。10mのエアライフルの的の中心はわずか0.5mm。中心から0.25mmずれるごとに0.1点ずつ減点される。1発のミスが勝敗を決めてしまう。呼吸や心拍数までコントロールして撃つ、集中力の高さに注目したい。種目のひとつ「ライフル3姿勢」は、「立射」「膝射」「伏射」でそれぞれ40発ずつ計120発を2時間45分以内で撃つ過酷な競技だ。

 

日程:8月30日(月)~9月5日(日) 会場:陸上自衛隊朝霞訓練場

文/宮崎恵理 写真/吉村もと



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