Home > Magazine >  パラリンピック22競技の見どころ【第19回 テコンドー】
  パラリンピック22競技の見どころ【第19回 テコンドー】

パラリンピック22競技の見どころ【第19回 テコンドー】

パラリンピックでは身体障がい者が行う組手種目(キョルギ)が行われる「テコンドー」。このほか知的障がい者が行う型(プムセ)があります。蹴り技のみが使えますが、その応酬はスピード、パワーともに迫力満点!

豪快な回し蹴りで一発逆転もあり
東京大会新競技は迫力の格闘技

東京大会で初めて正式競技に加わるテコンドー。朝鮮半島の古武術をルーツとするスポーツで、パラリピックでは上肢障がいの選手が出場し、キョルギ(組手)のみが実施される。魅力はなんといっても、豪快な蹴り技だ。パラリンピックでは、頭部への攻撃は禁止されており、胴部への攻撃の合計得点で競われる。通常の蹴りは2点、180度回し蹴りは3点、そして360度回し蹴りは最高の4点。軸足を入れ替えて体を回転させる360度の回し蹴りは、迫力満点だ。2分間の試合時間中、技が決まるたび電光掲示板に点数が表示される。最後に大技を決めて逆転することも。まさに手に汗握る展開が繰り広げられる格闘技だ。

日程:9月2日(木)~9月4日(土) 会場:幕張メッセ

文/宮崎恵理 写真/吉村もと



pr block

page top