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  パラリンピック22競技の見どころ【第12回 柔道】

パラリンピック22競技の見どころ【第12回 柔道】

オリンピックで日本人選手が大活躍した「柔道」。パラリンピックでは視覚障がいの選手が、聖地・日本武道館の畳に立ちます。

組み合ったまま相手の動きを察知
集中力、持久力がモノをいう

視覚障がいの選手が出場するパラリンピックの柔道。障がいの程度によるクラス分けはなく、体重による階級(男子7階級、女子6階級)別に競技が行われる。特徴は、選手同士が組み合った状態で主審が「はじめ」の合図を出すこと。試合中に選手が離れると、試合は中断し組み直してから再スタートする。組み手争いがないため、終始技の掛け合いが続く。テクニックだけでなく集中力や持久力も勝敗を分けるカギとなる。一瞬の隙をついて繰り出される大技で一本が決まることも。観戦する者も目が離せない展開が、パラ柔道の見どころだ。

 

日程:8月27日(金)~8月29日(日) 会場:日本武道館

文/宮崎恵理 写真/吉村もと



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