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  東京マラソン2019 雨天の中、激走!

東京マラソン2019 雨天の中、激走!

参加者ひとりひとりが主役で、東京が一つに繋がる日。 世界中から集まったランナーの熱い走りの集結として、東京マラソンが今年も開催されました。 2016年の大会から、車いすマラソンレースが国際パラリンピック委員会認定大会となり、、 2017年大会からはアポット・ワールドマラソンメジャーズ車いすマラソンレースシリーズとしてポイント獲得対象レースとなったので、海外選手も数多く参加しての開催でした。 本大会は毎年、最後まで行方がわからない接戦となります! 近年は日本人選手が連勝の功績を樹立していることから、東京2020に向けてさらに期待が高まるレースとなりました。 生憎のたたきつけるような雨模様の中で、路面が滑りやすく、また気温もかなり低下したせいか、出場した選手26人中、11人が途中棄権となってしまう過酷なレース展開! 選手たちの雄姿を一目見ようと、沿道には早い時間から応援の人々が集まり、走り抜ける選手たちに熱い声援を送っていました。 マラソン目当ての応援の方も,車椅子マラソンのスピードとパワーを目の当たりに体感し大きな声援を送りながら、 「前に突き進む選手の姿に熱きパワーをもらいました」 「友人のランナーを応援来て、初めて車いすのレースがある事を知りました。思っていたよりもずっと速くて、かっこ良かったです」 また、毎年沿道にて車いすマラソンレースを応援している方々は 「力強さとスピードに驚きです! 東京マラソンをきっかけに、車いすレースがあることをもっとみんなに知ってもらいパラスポーツへの関心高まればいいなと思います」 と2020に向けて盛り上がりを見せていました。 優勝はリオデジャネイロパラリンピックの金メダリスト、マルセル・フグ選手(スイス)。昨年は欠場したが、今大会ではペースを落とす事なく快走、1時間30分44秒でフィニッシュ。 2度目の東京で初優勝、「雨で走るのは得意、東京で1位という念願が叶ってとても幸せです」と喜びのコメントを出していました。 「選手」と「応援」の持つチカラ… 感動が繋ぐ一日となりました。   (text,photo by Chie Mochiduki: social reporter)


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