野島 弘―――――――――――――――――
1962.6.27生まれ/東京都出身
日本チェアスキー協会理事、ジュニア普及育成部長/日本障害者ゴルフ協会理事、東京首都圏支部事務局長/一般社団法人ZEN代表
○スキー歴24年/ゴルフ歴17年
★長野パラリンピック&トリノパラリンピック チェアスキー日本代表
★第一回障害者ゴルフ世界選手権出場
サイクリング、カヤック、ソフトボール、バトミントン、パラグライダーカート、ロッククライミング、サーフィン
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野島さんコメント
障がい者デビューしたのは今から40年前。まだ私が17歳の時の交通事故が原因で車いすユーザーとなりました。
2年間の入院後、社会復帰してからは仕事に明け暮れ、32歳でスキーに出会ってからは競技スキーに明け暮れ、36歳で長野パラリンピック日本代表になるもレース前の公式トレーニングで大転倒し頸椎骨折という大けがをしてしまい一時は手も麻痺で動かなくなりました。
それでも、必死にリハビリをし10か月後にはゲレンデに立ち、次のソルトレイクパラを目指しましたが、僅かに及ばず落選。諦めかけるも仲間の応援でリベンジを誓い、次に行われたトリノパラで日本代表となりますが結果は完敗。それを最後に選手引退。その後は、ジュニア選手普及育成活動と主に障害者スポーツの活動を精力的にしています。
40年間車いす生活を十分楽しんできましたが、まだまだでっかい夢に向かって子供たちと一緒に全力疾走する57歳です。
※2020年1月現在
本誌『パラスポーツマガジン』の題字は、いま注目を集めている書家、金澤翔子さんにご揮毫いただきました。――――――――――――――――――――――――――――金澤さんから創刊によせて
『パラスポーツマガジン』の創刊おめでとうございます。パラスポーツシーンをリアルに表現する雑誌は、これまであまり拝見したことはありませんでした。。「障がい」という大小さまざまなハードルを真摯に受け止め、それを乗り越えてスポーツに励む人々の姿に心打たれました。
題字では、そんな人々の姿をイメージし、前向きな力強さを表現させていただきました。
『パラスポーツマガジン』の読者のみなさま、制作に携わるすべてのみなさまのさらなるご発展を祈念しています。
――――――――――――――――――――――――――――プロフィール
金澤翔子(雅号 小蘭)
1985.6.12生まれ/東京都出身
5歳から母の師事で書を始める。05年銀座書廊で個展。その後、建長寺、建仁寺、東大寺、薬師寺、中尊寺、延暦寺、熊野大社、厳島神社、三輪明神大社神社、太宰府天満宮、伊勢神宮、春日大社等で個展・奉納揮毫。福岡県立美術館、愛媛県立美術館等で個展。ニューヨーク、チェコ、シンガポール、ドバイ、ロシア等で個展を開催。
ニューヨーク国連本部でスピーチ。12年NHK大河ドラマ「平清盛」揮毫。国体の開会式や天皇陛下の御製を揮毫。紺綬褒章受章。日本福祉大学客員准教授。
著書:別冊太陽(平凡社)・小さき花(小学館)等多数。