絶対に勝てる、強くなれる空手の教科書、誕生!

2015.03.11

240分もの映像と詳細な写真で、目の前で教わってる臨場感。
絶対に勝てる、強くなれる空手の教科書、誕生!

いま、空手人口は増加しており、300万人とも言われています。東京周辺では、どの駅前にも空手の道場があるといっていいくらい、身近なスポーツとなっています(空手には多くの流派がありますが、本書では流派は問いません)。子供から大人まで入門者は幅広いのですが、とくに社会人の参加が多くなってきています。

社会人になってから空手を学びたいという人は、「打つ」「蹴る」という、身体をダイナミックに動かす爽快感を得るためという人が多くなってきました。そのため、道場では基礎をみっちり仕込むのではなく、早期から防具をつけた上でフルコンタクトさせるなどの工夫をしています。本書はそれに合わせた内容として、「打つ」「蹴る」といった、空手の「楽しさを感じる部分」の動作をレクチャーします。

本書では「構え」「突き」「蹴り」「受け」からそれぞれの応用技までを、連続写真と映像で解説します。映像を見た方がわかりやすい部分と、本で読んだほうがわかりやすい部分がありますので、両者を見ることで、より上達に近づくでしょう。

誌面ではこのように、理論的に、かつわかりやすく解説しています。

空手には多くの流派がありますが、誰にでも参考になるよう、7人の全日本王者が徹底指導します。この一冊で、必ずや強くなるその喜びを味わえることでしょう。

本書収録のDVDの一部を抜粋した動画をぜひご覧ください。

勝つ!倒す!空手 解説動画


監修者
新日本空手道連盟 正道会館 館長代行
中本直樹

「直接打撃性の空手が誕生して約50年が過ぎようとしています。時代とともに人気を博し、競技化が進む一方で、大会で優勝するために、フィジカル偏重の風潮があるのも事実です。体力やセンスに恵まれた人たちしか勝てないのであれば、それは一部の選ばれた人たちのためのものであり、万人が望む空手とはいえません。もちろん、努力が必要なのは言うまでもありませんが、私はこの本を通じて、身体操作の理論(体の使いかた)に則して稽古をすれば、誰でも強くなれる、また大会で勝つことができるようになるということを知ってもらいたいと思っています。

空手の技は「秘伝」とされることが多く、また勝つためのメソッドは明かさないのが流派の強さを守るための定石なのですが、今回は、正道会館の7人のチャンピオンに、基本から技別、間合い別に徹底的に解説してもらいました。その動きは240分(約4時間)のDVDでも見ていただくことがきます。

流派を問わず、一人でも多くの人に空手に親しんでもらいたい、いつまでも修行してもらいたい、これがこの本に込められた私どもの願いなのです」

【目次】
第1章 基本の構え&突き
第2章 基本の蹴り
第3章 突きに対する受け
第4章 蹴りに対する受け
第5章 大きな相手に勝つ
第6章 技の威力を高める身体の使い方
第7章 倒す! 上段回し蹴り
第8章 必倒の蹴り
第9章 “第3の突き”といわれるヒザ蹴りを完全マスターする
第10章 カウンター&カウンター降下のある攻撃
第11章 技で極める接近戦
第12章 子安キック&胴回し回転蹴り/ 二段蹴り
第13章 軸足刈り/ 回し崩し”