キャリアの実

転職活動の流れを事前準備から入社後まで完全解説!おすすめは退職前のスタート

転職活動、どう進めていけばいいか分からない……
いつから始めるのが正解なの?
スムーズに転職するための方法を具体的に教えてほしい

本記事にたどり着いたあなたは、これから転職活動を始めるにあたり、いつからがいいのかや、スムーズに進める方法を知りたいのではないでしょうか。

結論、転職活動は現職を辞める前に始めるのがおすすめです。

退職してからだとすぐに転職先が見つかる保証がなく、リスクが高くなるからです。

貯金があれば数ヶ月の生活は維持できるかもしれませんが、残高が減っていく一方でストレスになるでしょう。

本記事では転職活動をいつから始めたらいいかや、内定までの流れなどを詳しく解説します。

またスムーズに転職したい人に向けて、おすすめの転職サイト・エージェントも紹介。

自己診断しながら自分で求人を探したいなら「doda」で、大手の手厚いサポートを希望するなら「マイナビエージェント」をおすすめします。

dodaでは、公開求人数が22万件以上あり、年収査定やキャリアアップ診断など自己分析に活用できる診断が豊富です。

またマイナビエージェントは、転職回数別や年代別のポイントが把握でき、業界・職種に特化したアドバイザーによるサポートを受けられます。

スムーズかつ納得のいく転職にするためにも、本記事の内容をおさえておきましょう。

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本記事の要約・まとめ

A.一般的な転職活動期間は以下のとおりです。

  • 事前準備(1週間~)
  • 書類作成・応募(2週間)
  • 選考・選考対策(4~5週間)
  • 内定・退職・引き継ぎ手続き(4~6週間)
  • 入社

自身にスキルなどがあるかや、転職先の希望によって実際の活動期間は異なります。

どのようなことをするかは、本記事の転職活動の流れを確認をご覧ください。

A.まずは経歴の整理や強みなどを把握するために、自己分析をしましょう。

書類や面接で企業側に自分の魅力を伝える際に、自分自身のことをよく理解していないとアピールできません。

自己分析をすると、優先順位が明確になり、転職軸もブレにくくなるはずです。

本記事で事前準備のポイントも解説しているため、転職成功に向けて参考にしてください。


A.プロのサポートがあるかどうかが、最も大きな違いです。

転職サイトは自分で求人を探します。

一方転職エージェントは、転職支援のプロによるカウンセリングや、特性に合った求人の提案と対策などを行います。

転職エージェントは豊富なサービスがありながら、無料で利用できる点が魅力です。

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これから転職活動を始める人におすすめの転職サイト・エージェント2選

ビズリーチの調査によると、3ヶ月未満で転職できた人の割合は40.3%。さらに年代別で見ると「1~3ヶ月未満」と回答した20代は46.2%だったのに対し、50代では27.7%の結果でした。年齢が上がるほど転職活動期間は長くなる傾向があります。

転職活動を始めるのは今の会社を辞めた後?前?

転職活動を始めるのは今の会社を辞めた後?前?

転職を決断してから、実際に活動するまでどのくらいの時間をかければいいのでしょうか。

特に初めて転職活動をする人は、現職を辞めて落ち着いてから新しい仕事を探すべきか、働きながら転職活動をすべきか迷うところ。

転職活動を始めるおすすめのタイミングは、現職を辞める前。

退職してからだと、収入が減って不安になったり、焦りから妥協して転職先を決めてしまう……なんて事態になりかねません。

現職を続けながらの転職活動は大変なので、全面的にサポートしてくれる転職エージェントを利用するのがおすすめです。

転職活動の流れを確認!かかる期間はどれくらい?

転職活動の流れを確認!かかる期間はどれくらい?

転職活動の流れを詳しく見ていきましょう。

それぞれどのくらいの期間が必要なのかも明記していますので、転職する際の参考にしてください。

  1. 事前準備(1週間~)
  2. 書類作成・応募(2週間)
  3. 選考・選考対策(4~5週間)
  4. 内定・退職・引き継ぎ手続き(4~6週間)
  5. 入社

順に見ていきましょう。

事前準備(1週間~)

転職活動の流れ 事前準備(1週間~)

事前準備は最低でも1週間はみておきましょう。

自分が希望する業種や職種で、人材を募集しているのはどこかチェックしてみてください。

明確に次の仕事のイメージができない場合は、転職軸を固めるところから始める必要がある場合も。

早めに方向性を決めて、企業選びに入るようにしましょう。

書類作成・応募(2週間)

転職活動の流れ 書類作成・応募(2週間)

いくつか候補の企業をピックアップしたら、履歴書や職務経歴書などを作成し応募します。

職務経歴書は、今までの自分のスキルやキャリアをひと目で示せる大切なもの。

アピールできることはなんでも書いておきましょう。

選考・選考対策(4~5週間)

転職活動の流れ 選考・選考対策(4~5週間)

書類選考で通った場合は面接を行います。

面接の回数は企業によりますが、1〜3回程度が一般的。

オンラインの面接を行うところもあるので、事前に面接対策もしっかり行ってください。

強みや志望動機などを簡潔に伝えられるといいですね。

内定・退職・引き継ぎ手続き(4~6週間)

転職活動の流れ 内定・退職・引き継ぎ手続き(4~6週間)

企業から内定の連絡をもらったら、入社日や働くときの条件などを確認して、現職の退職の準備に入ります。

辞める会社でもお世話になった取引先や上司、同僚などにはしっかり挨拶したいもの。

引き継ぎもきちんと行いましょう。

入社

転職活動の流れ 入社

無事に退職したら、新たな職場への入社、そして業務開始です。

転職の場合、入社式があるかどうかは企業によるので、入社してすぐに仕事をするケースも少なくありません。

心の準備をしておきたいですね。

転職活動を始める前の事前準備の流れとポイント

転職活動を始める前の事前準備の流れとポイント

転職活動は、企業選びなど実際の活動を始める前の事前準備も大切です。

事前準備がしっかりできていれば、転職活動もスムーズに進められ、満足できる転職ができるはず。

事前活動の流れと抑えるべきポイントをお伝えします。

  1. 自己分析
  2. 情報収集
  3. 何を使って転職活動するか

それぞれ解説していきます。

自己分析

自己分析

自己分析は最も大切です。

今まで自分はどんな仕事を成し遂げてきて、どのような強みやキャリアがあるのか、じっくり振り返ってみましょう。

また今までのキャリアを活かした転職をしたいのか、新たな分野に挑戦してみたいのかなども考えてください。

希望条件を明確にしておくと、転職活動中もブレることなく企業選びが可能です。

自己分析が苦手な方は、診断機能が豊富なdodaを使ってみると、新たな強みが発見できるかもしれません。

▼dodaで受けられる診断例

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情報収集

情報収集

転職する方向性が決まったら、情報収集を行います。

転職したい業界の動向や転職事情を調べたり、特定の企業をターゲットにする場合は、その企業の採用情報や社風、どんな人材を好むのかなど採用の傾向も調べておくといいですね。

何を使って転職活動するか

何を使って転職活動するか

どんな方法で転職するかも決めておきましょう。

おすすめは、転職サイトと転職エージェントを並行して利用する方法。

転職サイトなら自分の都合のいいときに、採用情報などをチェックできます。

また転職エージェントは、アドバイザーが手厚くサポートしてくれるので、初めての転職活動の人も安心です。

書類作成・応募までの流れ|おすすめは転職エージェントの利用

書類作成・応募までの流れ|おすすめは転職エージェントの利用

書類作成から企業に応募するまでの流れを、転職方法別に詳しく見ていきましょう。

それぞれメリットが色々あります。

自分に合ったやり方や、いつまでに新しい仕事を決めたいかなどによって選んでください。

  1. 転職サイトの場合
  2. 転職エージェントの場合
  3. ハローワークの場合

それぞれ見ていきましょう。

転職サイトの場合

▼転職サイトの仕組み

転職サイトの仕組み

転職サイトの場合、インターネットが使える環境であればいつでも、求人情報をチェックできます。

サイトに登録すれば、そのまま応募ができるのでとても便利。

履歴書や職務経歴書のフォーマットを利用したり、添削をしてもらえるサービスを提供していたりするサイトもあります。

求人情報は、週2回更新するサイトが多いので、常に新しい企業の採用情報なども見られます。

おすすめの転職サイトはdoda(デューダ)

転職サイトを利用するならdodaがおすすめ。

転職者満足度NO.1の転職サイトで、営業やIT、マーケティングや事務など幅広い職種の求人が、10万件以上掲載されています。

転職サイトだけでなく転職エージェントや企業からのスカウトサービスなども展開。

自分に合ったスタイルで転職活動ができます。

またdodaでは、転職イベントなども頻繁に開催しているので、気になる企業の採用担当者と直接話ができる機会などもあります。

doda(デューダ) 特徴 こんな人におすすめ

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転職エージェントの場合

▼転職エージェントの仕組み

転職エージェントの仕組み

転職エージェントを利用する場合は、まず転職エージェントに登録してください。

担当のキャリアアドバイザーが、転職希望者の希望条件やキャリアなどを詳しく聞いて、ぴったりの求人を紹介してくれます。

また書類の添削なども行ってくれるので、より書類選考が通りやすくなるような書き方のアドバイスをもらったり、自分では気づかなかった自分の新たな強みを引き出してくれたりすることも。

入社まできめ細やかなサポートをしてくれます。

おすすめの転職エージェントはパソナキャリア(PASONA CAREER)

パソナキャリアは、人材派遣会社パソナ系列の転職エージェントです。

オリコン顧客満足度調査転職エージェント第1位を獲得していて、46万人分の転職ノウハウを元に、転職希望者をしっかりサポート。

年収アップ率は67%を誇り、今までのキャリアやスキルを活かしてキャリアアップの転職をしたい人にもおすすめです。

入社後まで相談に乗ってくれるので、初めて転職する人も安心して相談できます。

パソナキャリア(PASONA CAREER) 特徴 こんな人におすすめ

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ハローワークの場合

ハローワークの場合

ハローワークは、厚生労働省が全国の500ヶ所以上に設置している公共職業安定所です。

窓口で求人の紹介を見ながら、職員のアドバイスをもらったり、求人情報を公開している企業に連絡をとってくれたりします。

応募書類作成のサポートや面接対策なども受けられるので、転職活動をする上で困ったことやわからないことなどの相談も可能。

ハローワークのインターネットサービスもあります。

転職活動の流れ|応募前後・選考

転職活動の流れ|応募前後・選考

続いて応募してから選考までの流れを見ていきます。

書類は採用担当者が最初に目にする情報です。

面接で会ってみたいと思わせるような内容を書けるといいですね。

また面接は、限られた時間内で自己アピールできる機会。

緊張せず本来の自分をしっかり伝えられるように準備しましょう。

  1. 応募書類作成・添削
  2. 面接対策
  3. 面接

それぞれ詳しく見ていきましょう。

応募書類作成・添削

履歴書や職務経歴書などの応募書類は、作成したら誰かに添削してもらうのがおすすめ。

転職エージェントならば、書類の添削も行ってくれます。

誤字脱字などのチェックだけでなく「こんなスキルやキャリアも書いた方がいい」などの、第三者からのアドバイスがもらえるとより充実した内容の書類を作成できますよ。

面接対策

面接対策も転職のプロに頼める場合は、見てもらうのがおすすめです。

応募動機や自己アピールなどは、採用担当者の前ではなかなか緊張してうまく話せなくなってしまうことも。

模擬面接などを行って、簡潔に話す練習をしましょう。

面接

面接では、なるべくいい印象を与えたいもの。

服装や髪型、女性の場合はメイクなどにも気を配ってください。

キャリアアドバイザーなどに面接対策を頼めるなら、ぜひ外見のアドバイスももらうといいですね。

転職活動の流れ|採用・内定後の流れ

転職活動の流れ|採用・内定後の流れ

採用から内定後の流れを説明します。

無事に内定をもらってからも、実際に入社して新しい仕事が始めるまでは、やることがたくさんあります。

転職活動の中でも忙しい時期になりますが、辞める会社と新しく入社する会社の準備をしっかり行ってください。

  1. 退職手続き
  2. 引き継ぎ
  3. 入社準備

それぞれ詳しく解説していきます。

退職手続き

現職の退職の手続きを行います。

会社を辞めたい旨を上司にいつ話せばいいのか迷う人もいるでしょう。

民法上では2週間前といわれていますが、会社によっては1ヶ月前と定めているところもあるので、自分の会社のルールをもう一度確認してください。

引き継ぎ

正式に退職することが決まったら引き継ぎを行います。

取引先や社内のお世話になった部署の人や上司などに、後任の人を紹介して退職の挨拶をしましょう。

退職日は忙しくなるので、退職する2週間〜1週間くらい前には退職の挨拶を済ませたいもの。

メールや電話でもいいので、ひと言お礼を伝えてください。

入社準備

新たな会社への入社準備を行います。

入社までに必要な書類などがあれば、退職してから時間のあるときに揃えるようにしましょう。

また制服などがある場合も、入社までに用意してください。

転職エージェントなら入社前後もサポート

転職エージェントなら入社前後もサポート

転職エージェントを利用して転職した場合、内定が出てから入社の前後も手厚いサポートを受けられます。

自分ではなかなか言いづらいことも代行してくれるのでとても便利です。

年収・条件交渉

年収・条件交渉

入社する前に確認、交渉しておきたいのが、年収についてや労働条件のことです。

直接採用担当者や新しい上司などに交渉するのはなかなか気まずいもの。

しかし転職エージェントならキャリアアドバイザーが代わって交渉してくれます。

自分の希望条件を伝えておくといいでしょう。

入社してから後悔しないよう、キャリアアドバイザーとしっかり話をしておいてください。

初めての転職におすすめの転職エージェント

初めて転職活動を行う人におすすめの転職エージェントを紹介します。

転職エージェントは登録すれば、担当のキャリアアドバイザーがついて、求人だけでなく転職のノウハウなども教えてくれるので、安心できる転職活動が可能です。

  1. マイナビエージェント(マイナビAGENT)
  2. リクルートエージェント(RECRUIT AGENT)

それぞれ紹介します。

マイナビエージェント(マイナビAGENT)

マイナビエージェントは、20代や30代の人が多く利用する転職エージェントです。

初めての転職をする人に対してもキャリアアドバイザーが、疑問や質問に丁寧に答えながら、転職活動をサポート。

業界ごとの専任制のキャリアアドバイザーなので、求人情報にはないリアルな転職事情や業界の動向などを教えてくれます。

キャリアアドバイザーとは別に、企業の人事を担当する人もいるので、社風や業務内容など企業側の話も詳しく聞けます。

マイナビエージェント(マイナビAGENT) 特徴 こんな人におすすめ

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リクルートエージェント(RECRUIT AGENT)

非公開求人を10万件以上抱えているリクルートエージェント

その数は業界最大数なので、大企業や役員の求人など、一般にはない好条件の求人に応募できる可能性も。

各業界に精通したキャリアアドバイザーが担当してくれるので、未経験の転職や初めての転職でもしっかりサポート。

提出書類の添削や面接対策はもちろん、独自に分析した業界や企業情報なども教えてくれますよ。

リクルートエージェント(RECRUIT AGENT) 特徴 こんな人におすすめ

>> リクルートエージェントに登録する

おすすめの転職エージェントを詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてください。

参考:転職活動がうまくいかない!成功させるコツとおすすめ転職エージェントをご紹介

転職の流れを理解して、転職活動をスムーズに行おう

転職活動には、いくつかのステップがあります。

全体の流れを理解できれば、それぞれの段階でやるべきことが見えてくるので、よりスムーズに満足できる転職活動ができるでしょう。

転職エージェントなどのサポートを利用するのもおすすめです。

転職活動の流れに関するよくある質問

在職中は時間がなく、いつ転職活動をすれば良いですか?
時間を確保する方法として、以下が挙げられます。

・早退する
・有給休暇を取る
・通勤時間や休憩時間を活用する

情報収集の段階では、通勤や休憩中のスキマ時間を有効活用してください。
面接は平日が多いため、早退して午後から向かったり、有給休暇を取ったりして時間を作る方法がおすすめです。
転職活動が会社にバレない対策はありますか?
転職活動がバレないようにする対策は、以下のとおりです。

・勤務態度を変えない
・うっかりミスに気をつける
・普段と変わらない服装にする
・会社用の端末やアドレスを使わない

周囲からいつもと違うと勘付かれると、バレる可能性が高まります。
また会社用の端末やアドレスを使用すると、履歴からバレる恐れがあるため、個人のものにしましょう。