留学の準備って何をすればいいの?
留学準備のためにたくさんやることがあるのはわかるけど、いつ始めたらいいんだろう
アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、韓国、セブ島……、
さまざまな留学先を検討する中で
「せっかくお金を出して留学行くけど、失敗しないかな……」
と、不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
留学を成功させたストーリーが、ネット上に数多く存在する中で、
「海外に行った意味はなかった」
「ただ長期間楽しい生活を送っただけ。英語は結局話せないまま」
といった声が上がっているのも事実。
留学成功者と失敗者の大きな違いは、「入念な事前準備」であると考えられます。
結論、半年かけて準備をすれば「英語力を最大限に伸ばして、キャリアに生かす留学」の実現は可能。
この記事では、18歳でオーストラリアに10ヶ月間留学し、オランダの大学院を卒業した筆者が、失敗しない留学準備の手順について説明します。
「英語がペラペラで、将来が有望なあなた」に成長してから帰国できるよう、この記事の手順をもとに、留学準備をしてみましょう!
- 留学準備は半年あれば失敗なく行える
- 留学において、事前の目標設定と英語学習は肝心
- 不安点の多い手続きは大学やエージェントに相談すべき
宇都宮 良恵
2021年8月、オランダ University of Groningenにて修士号(MA International Relations)を取得。
18歳まで学校教育のみで英語を学ぶ。大学受験で英語面接対策のために4ヶ月間オンライン英会話を利用し、合格。大学1年次からオーストラリアに10ヶ月留学。結果、TOEFL-ibt 84点を取得。学部時代は大学の授業をほぼ英語で受講。学部3年次には、大学内の留学生がより楽しく過ごせるよう、自身の英語力を活かして学生通訳・翻訳局を設立。大学4年次に受験したIELTSでは7.0(英検1級・TOEIC900点相当)を獲得。現在は、日本人が自分にあった英語学習の形を見つけて、世界に飛び出せる社会の実現のためにライターの活動をしている。
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1. 留学準備をいつから始めるべきか
「留学準備っていつから始めるの?」
とにかく留学のために準備はしないといけないけれど、何から手を付けていいかわかりませんよね。
そこで、この記事では参考スケジュールと共に、留学において準備すべき内容をまとめます。
あなたは留学まで後どれくらいの日数がありますか?
下記のスケジュールを参考に留学準備をして、後悔しない海外生活を送りましょう!
2. 6ヶ月前のあなたは【やることリストで目標を明確に】
「留学を成功させるには目標設定が重要!」
とはいえ、出発の手続きや、目的地選択でドタバタし、後回しになってしまいがちです。
目標を明確にする上でおすすめの方法が、「やることリスト」の作成。
リストの数は、留学期間によってさまざま。
半年間かけて完璧に準備したい人は100個を目指して作ってみるのがおすすめです。
筆者は2回の留学どちらにおいても、リストを作成しました。
やることリストを作成するメリットは以下の3つ
- 自分の目的からずれない留学生活が送れる
- できた・できなかったで判断するので、手軽に達成感が得られる。
- 後から見直して、就職活動の自己分析に応用可能。
「じゃあ、どうやって作成するの?」
やることリスト100を作成する4つの手順をご紹介します。
2-1. 留学の目的を明確にする
まず、あなたが何のために留学へ行くのかはっきりさせましょう。
「英語を勉強するため」
「専門性を磨くため」
「日本以外の環境で、キラキラした生活を送るため」
人によって様々です。
これらを元に、目標を分けるのがおすすめ。
目標を立てる中で、さらに以下の3項目に着目し、それぞれ30個ずつを目安に目標を立てましょう。
2-2. 英語はどのレベルに達するのか
英語はどのレベルに達するのか明確にしましょう。
TOEIC・IELTS・TOEFLの点数をもとに目標を立てるのがおすすめです。
目標を達成した場合に「これをすれば英語力が上がる!」という証明にすることも可能。
現地で英語学習におけるやるべきことを明確にしましょう。
例えば、
- 毎日7人以上と英語で話す
- テレビで話される英語は問題なく聞き取れるようになる
- 図書館にいつも座る定位置を作って、英語学習を習慣化する
- 留学期間中に洋書を読了する
上記の目標は当時TOEFL-ibt 80点を目指していた、筆者が立てた目標でもあります。
留学を終えた時に、実際にスコアを取って、チェックボックスを埋めた時、とても達成感がありました。
2-3. 就職につながるエピソード作り
折角、留学へ行くのならキャリアに活かしたいですよね。
どのようなエピソードが、就職活動で評価されるかを想像して、やることを決めましょう。
「こんなエピソードあれば、キャリアに生きるかもしれない」
と思いついたら、迷わずやることリストに含めるのがおすすめです。
具体例として、以下の3つがあります。
- アルバイト先で自ら動く経験をして、主体性を示す
- 授業で最高評価をもらって、勤勉性・やりきる力を示す
- インターンに参加して、他者と協働する力を示す
2-4. 目的地でしかできないこと
海外では、たくさんの異文化体験ができます。
現地でしかできないこと、特に観光や友達関係においてやることリストを作れば、さらに留学を楽しめるでしょう。
また、ここで掲げたやりたいことは、留学先選びの参考にもなるので、具体的に考えるようにしましょう。
ちなみに私は、以下のようなリストを掲げました。
- コアラを抱っこする
- 日本人以外と恋をする
- 帰国しても連絡を取り続けるような大親友を作る
3. 5ヶ月前のあなたは【留学の手続きと費用の把握】
留学において、一番不安で苦労するのが手続き関連。
時間がかかり労力が必要なので、5ヶ月前には着手するよう、心がけましょう。
「手続きの流れを確認して、これからすべきことを明確にしたい」
私や他の留学経験者の体験を交えながら、主に4種類の手続きについて説明します。
結論、手続きにおいてはエージェントに頼るのがおすすめです。
理由は、手続きで失敗するリスクがかなり軽減する上、英語学習や持ち物準備に専念できるから。
特にコロナ下での留学の手続きは複雑なので、エージェントの利用はマストと言えるでしょう。
こちらの記事ではおすすめの留学エージェントがまとめられているので、ぜひ参考にしてください。
現在、コロナの影響で、各国の入国制限が、常に更新されている状態です。
「ちゃんと確認して準備をしていたのに、3日前の政府の入国基準の変更に気づかなくて、出発できない」
自分独りで準備していると、このような予期せぬトラブルに見舞われるかもしれません。
エージェントは目的地の情報を常に確認し、変更があった場合には知らせてくれます。
確実に目的地にたどり着くためにも、情報をたくさん持っているエージェントの利用を強くおすすめします。
3-1. ビザ申請【大使館へ行く必要がある場合も】
留学においてよく聞くのが、ビザ申請が大変ということ。
ビザ申請は国により規定が違うため、大変さも人それぞれ。
例えば、筆者が行ったオーストラリアはネット上でビザの申請を完了できました。
一方でアメリカに行った友人は、東京都内の大使館まで面接に行ってビザを申請しなければなりませんでした。
また、書類で使われている英語は、複雑に書かれているので英語に自信のない方は、可能な限りエージェントに頼るのがおすすめです。
3-2. 航空券の手配【直行便?乗継便?】
航空券は非常に高価なので、不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
早めに予約すれば、お得になる傾向にあるので、事前に出発日を決めて予約しておくのがおすすめです。
航空券の種類は主に2種類「直行便」と「乗り継ぎ便」があります。
下記比較表を参考に、自分にあった移動方法を選びましょう。
行き方 | 直行便 | 乗り継ぎ便 |
---|---|---|
価格 | 高い | 安い |
合計移動時間 | 短い | 長い |
荷物移動 | 1回の手続きのみ | 2回以上手続きする 場合あり |
3-3. 滞在先の確保【ホームステイ?寮?シェアハウス?】
滞在先は主に3種類「ホームステイ・寮・シェアハウス」です。
以下の比較表をもとに、自分に1番ぴったりな滞在方法を選択しましょう。
ホームステイ | 寮 | シェアハウス | |
---|---|---|---|
金額 | 高め | 低め | 低め〜高め |
相談先 | 国内エージェント 現地エージェント 専用webサイト | 大学 語学学校 | 専用webサイト |
掃除 | 必要なし | キッチンは当番制 | 必要あり |
料理 | 必要なし | 必要あり | 必要あり |
自由度 | 低い | 寮のルールによる 基本的に高い | 高い |
治安 | 良い | 寮による 基本的に良い | 悪くなりがち |
3-4. 海外保険【現地の保険?日本の保険?】
海外保険は主に2種類あります。
- 国内の会社が提供する保険
- 現地の会社が提供する保険
これらには以下の違いがあります。
国内と現地の違い | 国内の会社 | 現地の会社 |
---|---|---|
価格 | 高め | 低め |
サポートの言語 | 日本語 | 英語と現地の言語 |
補償内容 | 携行品の損害保険や、 親族の死亡による 一時帰国手当て付き | 歯科治療や妊娠については オプションになる場合あり |
国内の海外留学保険では、留学専用のプランが用意されたAIG損害保険がおすすめ。
ちなみに私は、大学が提携する現地の保険に入っていました。
月の支払いが安く済みましたが、手続きに難しい用語が含まれていたため、大学のサポートなしでは手続きは難しかったと思います。
私が経験したように、手続きをサポートして貰える可能性があるので、留学先の大学や語学学校に相談してみるのもおすすめです。
4. 4ヶ月前のあなたは【留学に向けた英語の勉強】
「現地へ行けば、自然と英語力は伸びる」
これは、留学のよくある勘違い。
海外にいても、日本人の多い環境に身をおけば、英語を話さずに生活するのは簡単です。
しかし、あなたが欲しいのは日本人の友人でしょうか?
せっかく海外にいるなら、違う国から来た留学生や現地の友人が欲しいですよね。
海外の友人と円滑にコミュニケーションを取るためにも、事前に英語力を伸ばすのが大切。
莫大な費用をかけていく留学、だからこそ英語力も最大限に伸ばしたい。
現地で飛躍的に英語力を伸ばすための、助走をつける感覚で、出発前に英語を勉強しておきましょう。
留学準備の英語学習における重要なポイントを3つご紹介します。
4-1. 出発までに達しておきたいスコアを決める
例えば筆者は、TOEFL-ibt 80点を留学を終えるまでに突破したかったので、出発前にはTOEFL-ibt 65点を取るように目標を立てていました。
TOEIC・IELTS・TOEFL-ibtなどのなかから、以下の3項目を決めましょう
- 自分の進路に一番適したテスト
- 帰国までの目標点数
- 出発までの目標点数
4-2. スキルで学習内容を分ける【Reading/Listening/Speaking/Writing】
世界共通で、「英語を使える=英語を読める・聴ける・話せる・書ける」の認識があります。
現地では、日常生活全てが英語で囲まれている状態。
これらの4技能が、一定のレベルまで達していないと、コミュニケーションがうまく取れなくて、ストレスを抱えてしまう可能性があります。
出発前に、この4技能をできる限り向上させて、現地での会話や交友関係に困らないよう備えましょう。
4-3. 英語力を短期で準備するためにおすすめのツール4選
「英語を国内で学んでおいたほうがいいとはわかってるんだけど、何を使えばいいの?」
そんな悩みを抱えるあなたに、おすすめのツール4種類をご紹介します。
4-3-1. オンライン英会話
現地で友人やホストファミリーと円滑にコミュニケーションを取るには、スピーキングが必須。
スピーキング能力を高める一番手っ取り早い方法はズバリ、英語で会話することです。
しかし、なかなか時間もお金もかけられない。
そんな、あなたにおすすめなのがオンライン英会話。
月6,000円で、1日10分から25分時間があればレッスンの受講は可能です。
下記の記事では、目的別に21個のオンライン英会話が紹介されています。
自分にあったオンライン英会話を探してみてはいかがでしょうか。
4-3-2. 英語ニュースサイト
英語ニュースサイトは、まとまった時間は取れないが毎日少しずつ英語を読みたいあなたにおすすめ。
初心者用から上級者用までレベルに合わせたサイトがあります。
下記の記事は、レベル別に英語ニュースサイトを紹介しています。
この記事であれば、あなたのレベルにあった英語ニュースを探せるかもしれません。
4-3-3. 英語学習アプリ
英語学習を隙間時間で行いたいあなたにおすすめなのが英語学習アプリ。
リスニング・スピーキング・ライティングを鍛えられるものがあります。
通学電車の中や、お風呂に漬かっている間にも英語学習学習が可能。
以下の記事から、あなたにとって使いやすそうなアプリをインストールしてみませんか?
4-3-4. podcast
「日本にいても、留学先のような、”英語しか聞こえない環境”を作っておきたい」
そんなあなたにおすすめなのがpodcast。
ラジオ感覚で、ネイティブの話している英語を24時間365日聴けるツールです。
価格はもちろん0円。使って損はありません。
自分の趣味にあったpodcastを聞いて、「擬似留学環境」を作ってみるのはいかがでしょうか。
5. 3ヶ月前のあなたは【留学に必要な持ちもの準備】
「初めて日本を離れるけど、現地で何が必要なんだろう」
日々生活する中で、コンセント・炊飯器・ドライヤーなど国内でしか使えない道具はたくさん。
準備物の不足で、余計なストレスを感じながら、留学生活を送りたくないですよね。
筆者の経験を元に、4種類に分けて、スーツケースに入れていくべきものを紹介します。
必要な物を揃えて、ストレスフリーの留学生活を送りましょう!
5-1. 電子機器【コンセント/スマホ/パソコン】
まずは、電子機器周りのコンセント・スマホ・パソコンについて、海外でどう使えば良いのか気になるのではないでしょうか。
5-1-1. コンセント(変換プラグと延長コード)
コンセントは、①変換用プラグ②延長コードを持っていきましょう。
今後、留学先以外の国へ渡航する可能性も踏まえて、以下のように、様々な国用に形を変える変換プラグがおすすめです。
さらに、上記の変換プラグに240V対応の延長コードを繋げば、1つの変換プラグにつき、複数のソケットの利用が可能。
「パソコンの充電してるから、デジカメは充電できない…」
といったトラブルも回避できます。
5-1-2. スマホ
まず、スマホ本体について「現在使っているスマホ」と「現地用スマホ」のどちらを利用するか検討しましょう。
どちらを利用するにしても、simロック解除がされているか、販売店や契約先のキャリアに必ず確認しましょう。
simロック解除をしていないと、せっかく購入したsimカードを使えずに、もう1つスマホを購入する羽目になってしまいます。
現地でスマホを使うには主に3種類の方法があります。
- 【1ヶ月程の短期留学におすすめ】海外用wifiルーターをレンタルする
- 【2ヶ国以上行く予定の人におすすめ】Global simを購入する
- 【現地で口座開設する予定の人におすすめ】現地専用のsimカードを購入する
短期留学の人は、口座開設など現地で電話番号が必要な契約は特にないはず。
とはいえ、緊急時にどこでも連絡が取れるようにしておきたいですよね。
そんなあなたにおすすめなのが、海外用ポケットwi-fi。
成田空港や関西国際空港で受け取りが可能なので、「契約したのに、家に忘れた!」なんてハプニングも防げます。
2ヶ国以上に滞在する予定の人はGlobal simがおすすめ。
どの国にいても、一定料金で同じ番号の使用が可能。
スマホが自由に使えると、心おきなく旅ができて安心ですね!
現地で口座開設をしたり、シェアハウスに住む予定の人は、現地専用のsimカードを購入しましょう。
到着先の空港で購入するのが基本です。
稀にですが、大学や語学学校が携帯キャリアと提携している場合も。
その場合学生割引があるかもしれないので、確認しておきましょう。
不安な人は、日本で買える現地のsimカードもあるので、Amazonや楽天で確認するのがおすすめです。
アメリカ用simカード
カナダ用simカード
オーストラリア用simカード
イギリス用simカード
5-1-3. パソコン
「留学先で、パソコンが壊れたら、どうすればいい?」
まずはあなたが利用しているパソコンのメーカーの現地店舗を把握しておきましょう。
また、国内の海外保険で”携行品損害保険”に加入しておけば、修理代を一部払ってもらえる可能性があります。
ぜひ検討してみましょう。
5-2. 調理器具・食べ物【日本食を世界中で楽しむコツ】
海外留学経験者の間の困りごとの1つが「現地の食生活が自分に合わない」点。
特にお米については口に合わなかったという意見が多いです。
「海外のお米ってパサついてるんでしょ。炊飯器は持っていけないし……」
そんなあなたに、おいしいお米を食べるのを諦めてほしくありません。
そこで筆者はシリコンスチーマーを利用して、電子レンジでお米をおいしく炊く方法を習得しました。
参考にしたのは下記のレシピです。
シリコンスチーマーでは、炊飯器のようなお米を炊けるだけでなく、短時間で蒸し料理が作れます。
さらに軽量で変形可能なので、スーツケースのスペースを取る心配も無用。
海外でも、おいしいお米を食べて、食のストレスから解放されましょう。
また、非常用として、インスタント味噌汁などの手軽に食べられる日本料理を持っていくのもおすすめ。
ホームシックになった時のためにも、お気に入りのインスタント食品を持っていきましょう!
5-3. 美容・健康【体調万全で留学をenjoy】
海外に行って、「肌や髪が不調になる」「体調不良になっても飲む薬がない」
このような事態は避けたいのではないでしょうか。
髪の手入れについて、ドライヤーとヘアアイロンに不安を抱えているあなた。
日本と海外の両方で利用可能なドライヤーとヘアアイロンは手軽に入手可能です。
事前に日本で購入しておいて、到着初日から、キラキラした自分で海外生活を送りたいですよね。
化粧品と常備薬については、最初の数ヶ月分だけでも、日本から持っていくようにしましょう。
現地に着いてからは、友人の口コミを参考にすれば、肌が荒れてニキビだらけになるのも、防げるかもしれません。
現地でAmazonから購入可能な日本製の化粧品もいくつかあります。
どうしても、日本製の化粧品や薬品を買いたいのであれば、Amazonで検索してみましょう。
日本で購入するよりは高くなりますが、それよりも肌荒れを防ぎたい人は利用を検討してみてもいいかもしれません。
5-4. 日本らしいもの【珍しい文化継承で友達が増えるかも】
「日本文化の良さってなに?て聞かれたら答えれるかな……」
日本文化に興味がある人は、予想している以上に、世界中にたくさんいます。
海外で「Cool!」と言われるような特技を披露して、友達を増やせたら、留学生活がさらに充実するのではないでしょうか?
こちらの項目は、余力があれば準備するようにしましょう。
日本をアピールする方法は主に2つ
- 知識で示す(日本史・アニメ・美術史など)
- 特技で示す(習字・折り紙・あやとり・空手など)
ちなみに、私は折り紙で作品を作って、プレゼントしたところ、大好評でした。
あなたにとって知っている日本人はたくさんいても、その友人にとって知っている日本人はあなた、たった一人の可能性もあります。
交流の機会を増やせると考えて、準備しておくと役にたつかもしれません。
6. 2ヶ月前のあなたは【渡航後の流れを把握】
「いざ出発目前!でも、空港に着いてから目的地にたどり着けなかったらどうしよう……」
「方向音痴で地図読めない。英語も下手だしどうしよう」
到着してからの流れに不安を抱える方は多くいると思います。
そこで、経験者が語る「現地に着いてから大変だったこと」に多く挙げられる2点について解説します。
6-1. 空港の場所や現地の待ち合わせ場所を把握する方法
まずは、エージェントや留学先の語学学校・大学に空港送迎サービスがないか確認しましょう。
到着口まで迎えに来てもらうのが、一番迷子にならずに済む方法です。
また、現地で日本人が送迎サービスを運営している場合もあるので、調べてみるのも良いかもしれません。
留学先に在住している日本人が送迎してくれるので、現地の人しか知らない情報もゲットできるかも!
「確実でないのはわかっているけれど、費用を最低限に抑えて自力で移動したい……」
そんなあなたにおすすめなのが、Google earthのストリートビューで、空港周辺の景色と目的地周辺の景色を確認しておくこと。
特に、到着口からバスや電車の待機場所までの道筋を予習しておけば、当日に「右も左もわからない!!」とならずに済むでしょう。
また、ストリートビューで予習をすると、現地に行った様子などを想像できるので、さらに留学が楽しみになるかもしれません。
6-2. 現地に着いてからの口座開設や送金制度 について
留学経験者が渡航前に不安を抱えるのが、現地に着いた後のお金の管理。
「英語がよくわからないのに、現地で口座を開設するのはこわい」
携帯・アルバイト・住居の契約に、現地での口座開設が必要だけど、言語の面から不安に感じる人は多いはず。
銀行口座開設が不安な人は、ホストファミリーや現地の日本人、すでに口座を開設した友人に銀行までついて来てもらうのがおすすめです。
手続きだからといって、一人でこなさなければいけないわけではありません。
自分が理解できなくても、助けてもらえるように、なるべく誰かに銀行までついて来てもらって、口座開設を行うようにしましょう。
「海外送金ってものすごい手数料がかかるんじゃないの?」
留学において、必要な資金を日本から現地に送らなければならないタイミングがあるはず。
確かに、日本の銀行を経由して送金をすれば手数料は最低でも2,000円はかかります。
しかし、Wiseを利用すれば、手数料は1,256円で送金が可能。
日本語のカスタマーサポートも着いているので、何か不安があっても相談できます。
手数料をなるべくかけずに海外送金をしたい人は、利用してみてはいかがでしょうか。
まとめ|大成長して、将来のキャリアの役に立つ留学を!
- 留学準備は半年あれば失敗なく行える
- 留学において、事前の目標設定と英語学習は肝心
- 不安点の多い手続きは大学やエージェントに相談すべき
この記事を参考にすることで、留学を通して「英語がペラペラで将来有望なあなた」へ成長できるはず。
この記事で得た情報を有効活用してみてはいかがでしょうか。
最後に長期海外留学を2回経験した筆者からアドバイスです。
私は、留学先でハプニングが起こった時に、いつも現地の友人に助けられました。
特に、オランダから日本へ帰る飛行機の便が、報告なしに変更された時。
友人の母親が空港のグランドスタッフであったため、フライトに関する最新情報を手に入れられて、トラブルを回避できました。
「誰にも頼れず、海外送金で高額な手数料を払ってしまった」
「航空券の払い間違いを上手く説明できずに、2回分支払う羽目に……」
このようなトラブルがあっても、相談できる相手がいれば、大抵の問題は解決が可能であると考えます。
だからこそ、英語の勉強は事前に行っておきましょう。
「でも、人見知りだし、そんな簡単に頼れる友達ができるかわかんないよ…」
不安に思うあなたには、留学エージェントの利用がおすすめ。
24時間日本語で対応してくれるエージェントもあります。
いざという時に、英語が堪能なサポーターが問題解決を手伝ってくれるので、検討してみてください。