どぜう屋助七

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シリーズ
  • 四六判400ページ
  • 2013年12月12日発売
  • 本体価格 1600円+税
  • ISBN 978-4-408-53635-4
    • 品切重版未定
どぜう屋助七

内容紹介

本物の江戸っ子がここにいた――

江戸は浅草・駒形にある<どぜう屋>の主人元七(三代目越後屋助七)。剣は道場目録の腕前、趣味は粋な新内流しだが、肝心の店の仕事はほったらかし。しかし、黒船来航、大地震、ご一新へと、店に集う人々の人生が歴史の渦に巻き込まれていく中、元七は江戸っ子の意地と持ち前の明るさで暖簾を守りぬく――笑いと涙の傑作歴史時代小説!

海老名香葉子さん絶賛!
「この本を読んでご覧なさいまし。江戸の下町の息吹がジンジン伝わり、お店ののれんをくぐりたくなります。二百年前からの匂いがし、言葉が聞こえてきますよ」

目次

一、君は今 駒形あたり どぜう汁
二、アメリカが来ても日本はつつがなし
三、恋は思案の外 欲は分別の内
四、鯰もおごる神の留守事
五、鯨汁 椀を重ねて叱られる
六、冥土の旅へコロリ欠け落ち
七、きゅうりごしん しんごしん
八、風の神 雷門に居候
九、江戸の豚 都の狆に追い出され
十、きんのと変わらぬけふの味
あとがきにかえて――<駒形どぜう>余話