内容紹介
テレビや雑誌などで活躍中の元傭兵、テレンス・リー氏が書く超リアル戦争論。
なぜ戦争はなくならないのか。戦争が世界のどこかで、絶えず引き起こされているのは、人間が戦争という病に冒されていることの証である。本書は、傭兵、諜報傭兵として戦争体験を有するテレンス・リー氏が、人間がどうしても戦争をやめられない理由、21世紀の戦争の構造、戦争が頻発する地域とその理由、人気兵器レビューなど、戦争に病みつきである人間たちの姿を浮き彫りにし、世界の新火薬庫となった東アジアを生き延びる日本の国家戦略を綴ったものだ。本書を読めば、「日本は戦争なんてしないよ」と、無邪気でいられる時間はとっくにすぎていると感じるだろう!