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小松左京 ( コマツ サキョウ )

1931~2011年。大阪府生まれ。京都大学在学中に同人誌「京大作家集団」に参加、そこで三浦浩、高橋和巳らを交流を持つ。同時期に、モリミノルなどの名義でマンガも刊行している。大学卒業後は、雑誌記者、ラジオ番組の台本作家などを経て、第一回空想科学小説コンテストに応募した「地には平和を」で努力賞を受賞、1962年に「易仙逃里記」が「SFマガジン」に掲載されてデビュー。その後『日本アパッチ族』、『果てしなき流れの果に』、『虚無回廊』などを発表し、日本SF界の第一人者となる。1974年に『日本沈没』で日本推理作家協会賞を、1985年に『首都消失』で日本SF大賞を受賞している。