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枡野浩一 ( マスノ コウイチ )

歌人。1968年9月23日、東京西荻窪生まれ。吉祥寺在住。
広告会社勤務のコピーライター、フリーの音楽誌ライターなどを経て、1997年、オカザキマリ(おかざき真里)のイラストと組んだ短歌絵本『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』(共に実業之日本社)で歌人デビュー。2006年、短歌を主役にした青春小説『ショートソング』(集英社文庫)がベストセラーとなり、のちに漫画化もされた(作=小手川ゆあ)。ほかに青春小説『僕は運動おんち』(集英社文庫)、私小説『結婚失格』(講談社文庫)、短歌入門書『一人で始める短歌入門』(ちくま文庫)など著書多数。
NHK「スタジオパークからこんにちは」の「かんたん短歌塾」講師や、女優の加藤あいさんに短歌をおしえる先生役で出演したテレビCMなども話題に。松尾スズキ監督『恋の門』、犬堂一心監督『グーグーだって猫である』ほかにエキストラ出演。2009年には役者オーディションを経て、前田司郎ひきいる五反田団の舞台『生きてるものか』(のちにDVD化)に出演。2011年公開予定の杉田協士監督『ひとつの歌』には、主役に準じる重要な役柄で出演。昨今は自主制作の超短編映画の、監督にも挑戦している。
1999年刊の『ますの。』(実業之日本社)以来、じつに12年ぶりの新作短歌集『枡野浩一短歌集 ロングロングショートソングロング(字と絵=後藤グミ)』は、電子書籍ならではの面白さを追求して制作。App Storeにて絶賛発売中。(2011年4月5日現在)