お年寄りや障害者などに対して、福祉の相談と援助をおこなう
ソーシャルワーカー
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 高齢や病気、あるいは障害などのために日常生活が不自由になり、福祉施設に入ったり、または通ったりすることがあります。
 こうした人たちをサポートする仕事に従事している人を総称してソーシャルワーカーといいます。  現在、こうした施設でもっとも多いのは老人ホームとなっています。たとえば寝たきりの病弱な老人を対象とする特別養護老人ホームでは、食事、着替え、入浴、排泄、すべてにわたって本人の手足の代わりとなる介助が必要になり、これらに多くの時間があてられます。
 障害者施設でも、それぞれの障害に応じて必要な介護、介助の種類はちがってきます。障害者の人たちが必要なときに手を貸し、同時に自分でできることは少しでも自分でできるようにと、自立のための技能訓練、作業訓練もおこないます。
 このほか、児童自立支援施設などでは、さまざまな問題をかかえる子どもたちの悩みごとの相談も受けつつ、ともに寝起きし、生活をしながら親代わりをつとめます。  また、その家族の人たちに対するアドバイスもソーシャルワーカーのたいせつな仕事となっています。

仕事の環境
●民間の施設と公立の施設があり、公立のばあいは公務員となります。●介護を必要とする人たちが入所している施設ですから、交代制勤務や夜勤もあります。●施設への入所者の障害の程度や内容が多様になってきており、より高度な知識や技術が必要になってきています。そのため、研修なども広くおこなわれています。

ソーシャルワーカーになるには

これまで・今後
 急速なテンポですすむ日本の高齢化社会の中で、からだに障害をもつ人たちはたくさんいます。  全国に特別養護老人ホームは約2700カ所、身体障害者厚生援護施設は約1200カ所あります。  そこで最近は男性のソーシャルワーカーもどんどん増えてきています。お年寄りや障害をもっている人のばあい、食事・入浴・排泄など、抱きかかえたりする場面も多く、男性のソーシャルワーカーの増加はたいへん喜ばれています。

先輩からのアドバイス
 社会福祉の道をめざしたいと考えている人にひとこと。このソーシャルワーカーという仕事は自分もいっしょに成長していける仕事です。私もここまでこられたのは、私たちの仕事の対象となる障害をもった人、お年寄り、子どもなど、いろいろな人に出会ったおかげです。ぜひ、実際に体験してみてください。(ソーシャルワーカー・高橋雅人)

こんな人が向いています
 お年寄りや重い障害をもつ人たちに対する理解がたいせつな仕事です。お年寄りや障害者のからだをささえられる体力と同時に、その心をささえられる思いやりが必要です。また、幅広い人間観も要求されます。
『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。

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