華やかな制服を身にまとい、世界中を飛び回る
客室乗務員(スチュワーデス)
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 飛行機を利用する人は年々増えていますが、さまざまな気持ちを抱いて乗っている乗客に、より快適な空の旅ができるよう世話をするのが客室乗務員の仕事です。  接客がおもな仕事ですが、航空機に万が一のトラブルが起きたとき、たとえば急病人の世話から、ときには緊急着陸といった異常事態のさい、冷静に乗客を落ちつかせ、安全に避難させるなど、乗客を守る役目もあります。
 ひとくちに客室乗務員といっても、乗務内容はさまざまです。国内線、国際線、経験年数や役職によっても異なってきます。
 その日のフライトが決まると、出発の2時間ぐらい前に出社し、ブリーフィングといって、これから乗る飛行機の安全装置や自分の役割のチェックなど、出発前の打ち合わせをします。国内線では最長でも乗務時間は2時間ほどですが、この間、飲み物や機内雑誌の配布をしたり、ときにはむずかる赤ちゃんをあやしたり、気分が悪くなった乗客の面倒をみたりもします。  国際線ではこのほかに食事の世話や酒類のサービス、ときには出入国関係の書類の書き方などもアドバイスしたりします。
 経験を積んでアシスタントパーサー、パーサーへと昇格します。

仕事の環境
●早朝出勤や夜間勤務があり、また国際線では時差による体調の変化があり、かなりの体力が必要です。●制服、靴、カバンなど業務に必要な品はすべて支給されます。●国際線はもとより国内線でも英語が話せることが条件です。

客室乗務員(スチュワーデス)になるには

これまで・今後
 客室乗務員が誕生したのは1930年代に入ってからですが、最初は若い女性も気軽に乗務できるという航空会社の安全PRもかねていたようです。  しかし、その後、航空機が大型化し、あわせて「海外」が身近なものになって航空会社も、若さ、やさしさ、美しさといったとらえ方だけでなく、結婚、出産後も乗務を認めるなど、女性の職場として確立されてきています。航空機の大型化は今後もすすみ、客室乗務員の絶対量も確実に増えるものとみられます。

先輩からのアドバイス
 なによりも体力と、人と人とのふれあいをたいせつにし、相手の立場になって考えられる細やかさが要求されます。また語学力も必要ですが、客室乗務員になってみたいと思う人にとって、外国での生活経験が必要かというと、必ずしもそうではありません。いろんなことに興味をもち、人間的なものを成長させることが重要です。(客室乗務員・野口裕子)

こんな人が向いています
 たんなる憧れではつとまりません。体力はもとより、一瞬の判断力、機敏さも必要です。また、なんにでも興味をもち、明るく社交的で、誰とでも気軽に話ができる人が望まれます。
『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。

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