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インテリアコーディネーター
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 インテリアコーディネーターの仕事は、インテリアすべてに関するお客さんの相談を受けることです。
 たとえば家を建てたとき、カーペットや天井、かべ紙の素材や色をどうするか。照明や家具、カーテンはどうするか。私たちは、完成後の室内を心に思い浮かべながら、小さな見本を見てひとつひとつ選んでいく必要があります。しかし、ふつうの人がひとりで決めていくと、なかなか全体の調和がとれません。
 そこで、インテリアコーディネーターのプロとしてのアドバイスが重要になってくるのです。豊かな商品知識をもとに、お客さんの好みに合った部屋作りをお手伝いする。お客さんのイメージを的確につかみ、それにそった見本をそろえたり、また、それをわかりやすくスケッチして見せたりもします。  ショールームやインテリア商品売場での仕事が中心ですが、お客さんの家に出向いて、かべや床の下地をチェックすることもあります。
 このほか、イメージ通りの仕上がりになるように、インテリアコーディネーターが、建築現場に出かけて進行ぐあいを確認し、工務店や職人さんに対して指示をすることもあります。また、完成後のアフターケアもたいせつな仕事です。

仕事の環境
●ショールームやデパートは日曜・祭日に営業することが多く、インテリアコーディネーターの休日はウイークデーであることが多い。●お客さんの相談相手としての仕事のほか、建設現場のチェックなどの仕事もあり、残業することもしばしばあります。●女性が増えている職業であり、子育て経験を生かした仕事もできます。

インテリアコーディネーターになるには

これまで・今後
 インテリアコーディネーター(約1万7000人)というのは、かなり新しい職種で、昭和40年代後半に住宅メーカーで採用されはじめました。これまでは住宅メーカーやデパートに一般事務職として採用されてから、インテリア販売部門やショールームに配属され、そこで知識・経験を積んでいく例が多かったのですが、現在では、最初からインテリアコーディネーターとしての採用が増えています。自分のオフィスをかまえるフリーのインテリアコーディネーターもいますが、まだごく一部となっています。

先輩からのアドバイス
 インテリアコーディネーターというと、なんかおしゃれなイメージを抱きがちですが、実際は、建築現場で職人さんと汗まみれになりつつ、ああでもない、こうでもないと議論しながらの仕事も多いのです。ただ、完成後のお客さんの笑顔がすべての苦労を吹き飛ばしてくれますけどね。(インテリアコーディネーター・木村誠子)

こんな人が向いています
 美的センスとともに、水道や電気の配線の知識もあるていど必要になります。お客さんのばくぜんとしたイメージをしっかりつかむことがポイントであり、コミュニケーションの能力もたいせつです。
『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。

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