ポスターや本の装丁、カタログなどさまざまなものをデザインする
グラフィックデザイナー
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 デザインを通して情報を伝える表現手段のことをグラフィックデザインといいます。
 ポスターや新聞・雑誌の広告デザインもそうですし、書籍や雑誌の表紙のデザイン、お店の看板や交通標識もふくまれます。
 これらの企画・制作にあたるのがグラフィックデザイナーの仕事です。具体的には出版社の編集者や広告会社のディレクターから、こんな感じ、こんなイメージといった依頼を受け、それをもとに自分の感性でレイアウトしたり、写真を選んだり、文字色を決めたりします。
 さらに、デザインの決定後は、その印刷の計画を立てたりもします。これらの作業に、イラストレーターやレイアウトの専門家を加えて進めることもあります。
 ひとりのグラフィックデザイナーが、広告も書籍も手がけるばあいもありますが、最近では広告関係、書籍・雑誌関係と得意分野に分かれてきています。広告代理店、企業の広告宣伝部、デザイン事務所、デザインスタジオ、あるいは出版社、印刷会社がおもな勤務先です。  また、フリーとして、出版社や広告代理店と契約して仕事をする人もいます。

仕事の環境
●各個人の才能や感性、また仕事の速さや仕事量によって労働時間は違ってきます。●仕事の内容によっては残業や休日出勤もあります。●地方にもそれなりの仕事はありますが、やはり大きなマーケットは大都市であり、多くのグラフィックデザイナーは大都市で活動しています。

グラフィックデザイナーになるには

これまで・今後
 現在、どのくらいの人がグラフィックデザイナーとして働いているかは、はっきりしませんが、7000~1万人前後ではないかといわれており、見習い、実習中という人まで入れると2~3万人にのぼるともいわれています。  ただ、広告も出版の世界も文章中心の情報から、写真やイラストをたくさん使った視覚的なものに変わってきており、グラフィックデザイナーの果たす役割は大きなものとなってきています。

先輩からのアドバイス
 デザイナーになるための必要な資格はありません。なりたい人ならだれでもなれます。もちろんなりたい人というのは、そのための努力ができる人という意味です。ふだんからアイデアの貯金をためて、すぐ引き出せるような人はどんどん大きくなる。そんな自主トレーニングがつづけられる人は大歓迎です。(グラフィックデザイナー・清水光紀)

こんな人が向いています
 創造力・造形力に加えて、美しいものを見分けるするどい感受性が必要です。また、チームで作業することが多いため、まわりのスタッフに対して気配りのできるような協調性や社交性をもつこともたいせつです。
『中学生のための仕事発見ガイド』(実業之日本社)より。

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