ツナ日記 ムルフン/ラダック前編
Index
0821 イスタンブールに宿泊
0822 イスラマバード行きの飛行機
0823 ギルギット行きのバスにて
0824 ムルフン村にて宿泊
0825 ムルフン村にて宿泊
0826 ムルフン村にて宿泊
0827 ムルフン村にて宿泊
0828 ムルフン村にて宿泊
0829 ムルフン村にて宿泊
0830 シムシャールにて宿泊
0831 シムシャールにて宿泊
0901 パスーにて宿泊
0902 パスーにて宿泊
0903 ムルフン村にて宿泊
0904 ムルフン村にて宿泊
0905 ムルフン村にて宿泊
0906 ムルフン村にて宿泊
0907 ムルフン村にて宿泊
0908 カリマバードにて宿泊
0909 ワールピンディー行きのバス
0910 イスラマバードにて宿泊
0911 ラワールピンディーにて宿泊
0912 アムリトサル発デリー行
0913 ニューデリーにて宿泊
0914 ニューデリーにて宿泊
0915 デリー発マナーリ行きのバス
0916 ケーロンにて宿泊
0917 ジンジンバーにて宿泊
0918 ガタ・ループにてキャンプ
0919 パンより35キロ北の高原
0920 ギャーにてキャンプ
0921 ギャーにてキャンプ
 
06/09/10(Sun)イスラマバードにて宿泊(Islamabad)
ムルフン村のエコツーリズム・中編。(長いけど読んでね。)

ムルフン村では、来年3月、アンズの開花の頃をオープンのめどに準備を進めている。8つのゲストハウス(以下GH)を現在整備中だ。ゲストハウスといっても農家民宿のような素朴でこじんまりとした感がある。どこもいわゆる一般的な洋室ではなく、ワヒ式の部屋で、中心に薪ストーブがある。
そしてここに一つ興味深いGHが一つある。築400年以上も経った、村に現存する最古の古民家を掃除してGHにするそうだ。少し前まで人が住んでいたけれど、現在は無人の倉庫。ドアのカギは、なんと山ヤクの角を削り出した物から出来ている。石と土とネズの木で出来た家は、それだけで博物館の展示物みたい。出来るだけ昔の生活を再現したいそうで、ヤギの毛で織ったカーペットを敷き、電気を通さずランプを灯し、薪ストーブを使って旅行者自身で煮炊きをしてもらうそうだ。キレイに掃除したらきっとバルティットフォートみたくなる!と期待している。僕も早く泊まってみたい。

オープンに際して、村人が一番気を使っているのが衛生面。ただでさえきれい好きな日本人、ムルフンの人々は色々と悩んでいる。まずハエがものすごい。途上国の田舎はどこもそうだけれど、何十匹、時として何百匹ものハエに囲まれて食事をするのは耐え難い。そして、洋トイレとホットシャワー。食事の提供やレストランは準備し切れないということで、旅行者自身の手で薪ストーブで作ることになる。これも逆に面白そうだ。普通の観光では絶対に出来ない体験、ムルフンのエコツアーならではだ。ゆくゆくは少しづつ食事を提供して行くつもりだけれど、ここでも衛生面をとても気にしている。ゴジャールの料理は、僕はもう慣れたしシンプルな味付けが好きだけれど、慣れない人にはちょっと辛い。まったく食べれない人もいるかもしれない。特に自家製の乳製品は、日本人の胃腸と合わないかもしれない。ということで、西洋式な食事も準備するという。

ムルフン村では、様々なプログラムを準備している。ちなみにこれからパンフレットを作るそうだ。滞在すること自体が貴重な文化体験だけれど、農業体験(ツナ日記のような)・ボイバルやクンジュラーブへのトレッキングの手配も行う。

とまぁ、ざっくばらんにこんな感じで、カリムさんを筆頭に村では準備を進めている。僕も出来る限りの事をするけれど、観光客が来ることで、「観光客ズレ」や村の文化や自然が破壊される事だけは合ってほしくない。そうなるなら村の観光業なんてしてはいけない。これが最も真剣に、慎重すぎるほどに考えなければならない事。

調和を求める日本人の国民性が、ムルフンの人々が僕ら日本人を招待してくれた理由。だとしたら、村を訪ねる時に僕らはいつでも文化や自然に対し、「おじゃまします」という気持ち・敬意をもって接しなければならない。これはもはや義務だと思う。

今日はラワールピンディーに到着。イスラマバードのホテルに泊まり、ネットをやって一日を過ごした。次回は僕の思いです…長いけどよろしく。→

写真上…築400年のミルザ(Mirza)さんの古民家。
写真中…山ヤクの角で作られたカギ。山ヤクは大変貴重な動物で、現在はクンジュラーブの山奥にひっそりと暮らしている。
写真下…古民家の内部。古びれているけど、きっと素敵な部屋になる。






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