ツナ日記 パキスタン/前編
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1123 ラホール
1124 ラホール
1125 イスラマバード
1126 カリマバードにて宿泊
1127 カリマバード滞在
1128 passuにて宿泊
1129 Moukhunにて宿泊
1130 Moukhunに滞在
1201 Moukhunに滞在
1202 Moukhunに滞在
1203 Moukhunに滞在
1204 Moukhunに滞在
1205 カリマバードにて滞在
1207 Dheeにて宿泊
1208 kukuselにて宿泊
1209 Dheeにてキャンプ
1210 ムルフン村へ帰宅
1211 ムルフン村に滞在
1212 ムルフン村に滞在
1213 ムルフン村に滞在
1214 ムルフン村に滞在
1215 ムルフン村に滞在
1216 シムシャールにて宿泊
・1217 パスーにて宿泊
1218 ムルフン村に滞在
1219 ギルギットに宿泊
1220 カリマバードに宿泊
1221 ムルフン村に滞在
1222 ムルフン村にて滞在
1223 チュプルソンにて宿泊
1224 ムルフン村にて滞在
1225 ムルフン村にて滞在
1226 ムルフン村にて滞在
1227 ムルフン村にて滞在
1228 ドゥットに宿泊
1229 シムシャールにて宿泊
1230 シムシャールにて宿泊
1231 ムルフン村に滞在
 
12月17日(土)晴れ パスーにて宿泊 17/Dec/2005(Sa)Sunny/At Pasu.
2005/12/17
One Hope.(一つの希望。)

(昨夜のことを書きます、長いけど読んでね。)
天窓から差し込む光が弱まって、夜をむかえる頃、電気無いはずのこの村に、明かりが灯り始めた。太陽電池を購入し、明かりだけは灯せるという。
外は-15℃の寒さ、部屋の薪ストーブで、食事の支度が始まった。チャパティーを焼き、圧力鍋でジャガイモと山羊肉を煮込む。石と泥と木で出来た簡素な家は、不思議な安らぎを与えてくれる。
ソーラーパネルと薪ストーブ、土と木で出来た家で自給自足された食事をする。なんてエコロジーな生活なんだろう、日本の生活と比べて、その差に愕然とした。
僕は日本(長野)で、手入れをしない山の中で暮らし、石油ストーブで暖をとり、ガスと電気で料理をして、輸入された食物を食べていた。それが仕方ないと思って、妥協していた。
なのに地球温暖化だぁ何だって騒いで、それでもその生ぬるい生活の中にいて、どうしたら良いのか分からなくなって、たまに凹んでもがいて…それでも同じ生活を続けてきた。
豊かさを履き違えた末に、多くの問題を生み出してきた僕らの生活…彼らの暮らしから学べる事はどれだけあるだろうか?
家の主であるお爺、ドーラッタ・アミーンさんに、こんなことを聞いてみた。
「日本の便利な生活は多くの問題を生んできました。シムシャールでの自給自足の生活に、深く感動しました。お爺さんの人生にとって、ワヒ族の未来にとって、一番大切な宝物はなんですか?幸せとは何ですか?」
お爺さんは、流暢な英語で優しく答えてくれた。
「まず一番は宗教(イスラム教イスマイル派)だ、神に感謝することで生きて行けるからな。そして2番目は、我々の家庭やワヒ族としての文化だ。
宗教にしても文化にしても、問題が生まれたら話し合う。穏やかな心で(Peace mind)話し合い、アイディア(Peace idea)や意見を交わすんだ。そして私達は、いつも誰とでも協力し合っている、ワヒ族同士や他民族同士、もちろん日本ともね。協力しなければ生きて行けないけれど、それこそが幸せに繋がる、だからいつでも私は幸せだよ。協力し合える事こそ、一番の幸せだからね。」
話を聞いてるうちに、一つの希望を感じた。
壊れゆく地球の上の、先進国と途上国。
まだまだ僕らは学ぶことが出来る、国の枠を越えて、変えるべき事が沢山ある。
エコというキーワードでお互いが歩み寄れば、きっと調和が訪れる。
帰国したら、その事を皆に伝えよう、そんな仕事をしよう。
そんな思いが込み上げてきて、胸が熱くなった。

僕らは彼らから学び、彼らは僕らから学ぶ。
お互いが歩み寄った先に、世界の調和がある。
きっと、きっと。

写真上…冬景色で分かりづらいけれど、風の谷のシムシャール。
写真中…薪ストーブの火をみるお姉さん。標高が3000メートルを越え、朝はマイナス16度・日中はマイナス6度の寒さだった。
写真下…昼食に、ジャガイモとヤギ肉の煮物を戴いた。






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