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【短期集中web連載】みやすのんきの東京マラソン 12年目の挑戦 第5回

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第5回「ONE TOKYOランニングクリニック」「アシックスランニングクラブイベント」参加レポート&東京マラソンEXPO 2018に行こう!

第10回ONE TOKYOランニングクリニック

東京マラソン2018も近づいてまいりましたね。参加されるランナーの皆さん、ボランティアの皆さん、そして沿道で応援する皆さんも気持ちが徐々に高まってきていると思います。私も東京マラソン財団が主催する「第10回ONE TOKYOランニングクリニック ~レースに向けた実践練習~」(1月13日)に参加してテンションをあげてきました。

準備体操

ランニング

100名を越す参加者で会場も熱気ムンムン。走力別にAクラス~Dクラスまで分けられて準備体操からドリル、そして防災公園で実際にランニングをする参加者の皆さんも満足げです。講師陣も新宅雅也(ロサンゼルスオリンピック10000m代表、ソウルオリンピックマラソン代表)、加納由理(ベルリン世界陸上女子マラソン代表/名古屋国際女子マラソン優勝)、吉澤永一(パリ世界陸上20㎞競歩代表/アジア選手権20㎞競歩優勝)、浅井えり子(ソウルオリンピック女子マラソン代表、名古屋国際女子マラソン優勝)、西田隆維(エドモントン世界陸上マラソン代表/別府大分毎日マラソン優勝)など豪華すぎるラインアップ(敬称略)。

川嶋伸次先生

その中でお話を伺ったのは川嶋伸次先生。シドニーオリンピック男子マラソン代表にして元東洋大学陸上競技部監督、現旭化成陸上部コーチという肩書きを持つ指導者のプロです。川嶋先生は股関節周りの柔軟性にもっと意識を持つべきと力説されていました。

「足首周りの痛みやアキレス腱の炎症に悩まされていたら股関節周りの柔軟性をもっと上げる事が大切です。かといって思いっきりひろげて走れというわけではありません。ストレッチなどで股関節の可動域を上げてから5割程度にひろげないように走ることが大切です。特に年齢が上がると関節の可動域は狭くなっていくのでストレッチは毎日を心がけてください」
「足の筋肉は大腿四頭筋やハムストリングスなど足を前後に動かす筋肉に目がいきがちですが内転筋、中臀筋など横周りの筋肉を鍛えるのも大切です。とくに内転筋は足の絞りの動作に大切なので意識して鍛えましょう。とかく市民ランナーは1時間があると、1時間目いっぱい走ってしまいがちですが、5分でもドリルや筋トレに時間を割くようにすると走りが変わってくると思います」
「マラソンを走った後にふくらはぎだけが痛くなるようではいけません。大腿部がパンパンになるような、そしてその後に筋肉痛になるような走りを目指しましょう。そうすれば蹴らなくなります。膝より下の足はただ置くようにしましょう」

とてもタメになる話ですね。そして次に伺ったのは前河洋一先生(日本陸連ランニング普及部長、上級コーチ/国際武道大学教授)。

「初心者ほど毎日同じようなスピードで走っています。メリハリがないんです。上級者ほどスピード練習や日々のジョグなどにメリハリをしっかりつけている」
「スピードによってランニングフォームが変わっていってしまうのはダメ。これも初心者の特徴。ゆっくり走った時に動きが悪くなってはいけません。ピッチは一定。リズムが大切です」
「マラソンの後半、スピードが落ちてくると人間はストライドをひろげる事で対処しようとしてしまう。一時は良くなるがすぐに失速します。ピッチを上げるんです。それには腕振りが大切です」

いずれも至言だと思います。

第10回ONE TOKYOランニングクリニック集合写真

「第12回アシックスランニングクラブイベント ~ランニングフォームを科学する!無理なく疲れにくい、効率のいいランニングフォームのための身体作り~」

第12回アシックスランニングクラブイベント

翌週の1月20日(土)には、同じく東京マラソン財団主催の「第12回アシックスランニングクラブイベント ~ランニングフォームを科学する!無理なく疲れにくい、効率のいいランニングフォームのための身体作り~」にも参加してきました。こちらは平川菜央さんというアシックススポーツ工学研究所の研究員の方による座学もあり、とても興味深い内容でした。

平川菜央さん

なかでも腕振りに関してはさすがメカニズムを紐解いた内容で面白かったです。腕振りの大事な役割として、片足の振り出しで生まれる身体の回転を片腕を振って打ち消すということがあるので、腕振りはとても大切。腕振りがじゅうぶん、かつ無駄な動きをしない事が大切だそうです。

横からみて 肘を曲げすぎず、伸ばしすぎず
前からみて 左右に振らない
上からみて 体幹ごとねじらない

などが重要とされていました。座学のあとは肩甲骨や大胸筋のストレッチや可動域を広げるドリルをやったり、実際にウォーキングから入ってランニングにつなげる練習をして腕振りについて理解を深めました。ONETOKYOランニングクリニックはさまざまな内容で年間を通して開催されているので足を運んでみてはいかがでしょうか。

ONETOKYOランニングクリニック集合写真

(文:みやすのんき/写真提供:一般財団法人東京マラソン財団)


東京マラソンEXPO2018に行こう!

東京マラソンEXPO2018ロゴ

一般的なマラソンでは、ナンバーカードを参加者に送付して当日スタートラインに並びますが、東京マラソンでは、参加者は東京ビッグサイトでナンバーカードを受け取ります。受付期間は、今回は2月22日(木)から24日(土)。

しかし、ただ「ナンバーカード受け取り会場」となるのではありません。そこは、最新のギアやアパレル、出展各社のデモンストレーションやサービスを楽しめる、一大ランニングトレードショーなのです。

東京マラソンオフィシャルショップもあり、さまざまな公式グッズも購入可能。期間中には3万6000人のランナーを含め、10万人以上が醸し出す雰囲気に包まれると、今年エントリーしていない人も「来年こそは!」と感じるに違いありません。

いよいよ本番です、全選手のご活躍と、応援の皆さんの気持ちが最高のものになりますように!

(文:編集部)