むかえびと

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  • A6(文庫)判369ページ
  • 2018年04月04日発売
  • 本体価格 667円+税
  • ISBN 978-4-408-55416-7
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むかえびと

内容紹介

助産師〈むかえびと〉たちを描く!

小さく、か弱い命を守るために奔走する助産師〈むかえびと〉たちを描く!
有田美歩はキャリア六年目の助産師。
勤務先のローズ産婦人科病院は、院長自身の医師としての実力や経営方針に
やや問題を抱えているが、この仕事に誇りを持つ先輩や同僚、
腕利き医師の存在に支えられ、命に寄り添う仕事に臨んでいる。

飛び込み出産、新生児連れ去り、産婦の緊急搬送……
一分一秒を争う命の現場で働く「むかえびと」の姿をリアルに描く渾身の医療小説。
(『闇から届く命』改題)

解説の三浦天紗子氏(ライター、ブックカウンセラー)激賞!

本書の大きな魅力は、これまでにも著者自身が作品の中で――
トライアウト(選手としての再チャレンジ)する野球選手の取材を通して
シングルマザー記者の転機を描く『トライアウト』、
現代の看護師がタイムスリップして従軍看護婦として活躍する『晴れたらいいね』、
明治時代のメガネメーカー創業者の一代記『おしょりん』など――、
繰り返し書いてきた、ある信念に似た気持ちが全編を貫いているところにある。

本書でも、美歩の先輩助産師・草間道子に、
〈仕事をするって、生きることなのよ。真剣に働くってことは、真剣に生きるってこと〉、
つまり「働くことが生きること」だと言わせているが、それは著者の実感でもあるらしい。
PHP文芸文庫『文蔵』の二〇一四年のインタビューでは、こう答えている。

〈仕事とは、「生きること」だと思うんですね。
何かが揺らいでも仕事をしている限り生きていけると。
つまり働くということは生活のためだけでなく自分のためでもあるはず〉。
(三浦氏「解説」より抜粋)