「はじめからその話をすればよかった」書影

はじめからその話をすればよかった

宮下奈都 ( ミヤシタ ナツ )

四六判上製 320ページ

2013年10月10日発売

価格 1,760円(税込)

ISBN 978-4-408-53632-3

在庫なし

待望の初エッセイ集!
――“宮下奈都”を形作るもの、すべてがここにある――

迷いながらも真摯に生きる登場人物の姿を、瑞々しい文章で丁寧にすくいあげる作風で、初の単行本『スコーレNo.4』刊行以来、静かな、けれども熱い視線を注がれ続けてきた著者。3作目の単行本『よろこびの歌』では、登場人物たちの成長が共感と注目を集め、シリーズ化を望む声に応え2012年に続編『終わらない歌』が上梓された。2011年刊行の『誰かが足りない』が2012年本屋大賞の第7位に選出されるなど、書店員からの熱い支持を受け、新作を待望される気鋭作家のひとりである。

単独の著書として10冊目にあたり、『終わらない歌』以来1年ぶりとなる本書は、著者初のエッセイ集。小説を書く理由、自著の創作秘話、三人の子供たちを愛おしむ日々、大好きな本や音楽と共にある暮らし……。2004年の作家デビュー以来9年間で紡がれたエッセイ81編と、単行本初収録となる掌編小説4編を収める、宮下ファン必携、極上の一冊の誕生だ!

オンライン書店で購入する