「北海道・東北 「方言」から見える県民性の謎」書影

北海道・東北 「方言」から見える県民性の謎

篠崎晃一 ( シノザキ コウイチ )

新書判 208ページ

2014年05月02日発売

価格 838円(税込)

ISBN 978-4-408-45502-0

在庫あり

言葉と県民性の深~いカンケイ!

「北海道民はゴミを投げる?」
「宮城県民は靴下におはようと挨拶する?」
「福島県では、くいぬげは褒められる?」
……それぞれの地域で日常的に使われている方言でも、知らない人には理解不能。

本書には、そんな北海道・東北地方のオモシロ方言が満載。また、県ごとに特徴のある性格「県民性」や、グルメ雑学にもアプローチ。

また旅行の際は、ぜひ本書を活用してほしい。地域の言葉で、地域の郷土料理を食す……。そうすることでよりその地域に暮らす人々との触れ合いが楽しくなり、旅行のいい思い出になるに違いない。北海道発のコンビニ「セイコーマート」で、ガラナ、ソフトカツゲン、リボンナポリン、ビタミンカステーラ、やきそば弁当……など、本州のコンビニではお目にかかれないラインナップをネタに会話が弾むかもしれない。

本書で紹介している地域の出身者は「あるある」「そうそう」と改めて地元の良さを実感しながら、よその地域の人たちは「ウソ!?」「……(笑)」と感嘆しながら北海道・東北地方のディープな楽しみ方を発見していただければ幸いである。

【こんな方言、わかりますか?】
細かいことは「なんもなんも」気にしない!(北海道)
デパートのなかで子どもが「ごんぼほって」いた?(青森)
おもてなしの気持ちで「おしずがに」見送ってくれる(岩手)
全国学力テストでは1位。「このぼっこすこたまさがしいべ!」(秋田)
「ほらほら、じんぎさねで」ではお言葉に甘えます。(山形)
スター(星)を見ながら夜の挨拶は「おばんなりすた」(宮城)
温厚だけど怒るとコワい「すっぺったこっぺった言ってんでねぇ!」(福島)

心の広さは広大な土地譲り たまに大雑把になる――北海道
過酷な環境から作られた頑固さゆえの我慢強さ――青森県
地味な言葉に隠された懐深い親切心――岩手県
格好つけるだけじゃない 気前の良さは東北一――秋田県
雪国特有の寒さと真夏の猛暑 ギャップを秘めた――山形県
目立つことが大好き あたらしもの好きの都会っこ――宮城県
歴史と地理が生んだ福島県の三つの性格――福島県

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