「月刊J-novel2010年6月号」書影

月刊J-novel2010年6月号

実業之日本社  ( ジツギョウノニホンシャ )

A5判

2010年05月15日発売

価格 576円(税込)

雑誌コード 05103-0600-10

在庫なし

生まれたての物語をあなたに

今号の短編はミステリーの北川歩実氏、ノスタルジック・ホラーの朱川湊人氏、現代小説の瀧羽麻子氏です。また5月の小社新刊刊行にあたり『あの日にかえりたい』の乾ルカ氏、『夏色ジャンクション』の福田栄一氏に記念エッセイを寄せていただきました。リレーエッセイ「私のたからもの」は朝倉かすみさんが登場です。

連載小説では赤川次郎氏のユーモア・サスペンス「花嫁リポーター街を行く」、近藤史恵氏の女清掃人探偵ミステリー「アルマジロのジレンマ」、谷村志穂氏の「リラを揺らす風」がいよいよ最終回となります。本年度の日本推理作家協会賞を受賞した貫井徳郎氏のヒューマン・ミステリー「歩き続ける君へ」ほか、香納諒一氏の社会派サスペンス「レミングの荒野」、今野敏氏の任侠シリーズ「任侠病院」、小路幸也氏の青春小説「coffee blues」、柄刀一氏の絵画修復士・御倉瞬介の推理「時の運送屋」、中村彰彦氏の歴史小説「真田三代風雲録」、西村京太郎氏のトラベル・ミステリー「十津川警部 赤と白のメロディ」、東野圭吾氏の痛快サスペンス「白銀ジャック」、山本幸久氏の青春ユーモア小説「芸者でGO!」が好評連載中です。

エッセイでは北杜夫氏「マンボウ夢草紙」、佐藤和歌子氏の「駅をめぐる風」、出久根達郎氏の「今月号の旧刊誌」も快調です。新鋭作家が登場するエッセイ「オン・ステージ」(伊吹有喜、加藤実秋両氏)、書評ページJ’s Book Bar(北上次郎、千街晶之、香山二三郎各氏)など読み応えたっぷりです。