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昭和36年5月20日初版発行 当時の定価180円（＊復刻版の販売価格とは異なります）
能登半島 金沢周辺 北陸温泉郷（昭和36年）
新保辰三郎（シンポ タツサブロウ）・著
『この本がどこまで、「親切な紹介と案内」というわたくしの目的を果たしてくれるか』（あとがきより）
当地の観光業に長年携わった著者による、詳細で緻密な観光物件の記事、懐かしい風景写真、能登半島を中心としたモデルコースに当時の料金で記された北陸温泉郷の宿泊案内など、かつての旅の様子が記された貴重な記録です。能登の祭事に漁業、能登ゆかりの文人、北陸地域の遺跡など、産業や文化にまつわる記事も充実しており、能登・金沢の地誌に関する理解も深まります。
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■目次より
- １章 能登半島総説
- 地名の起こり／伝説と起源／歴史の跡をたどって
- 能登観光コース案内
- ２章 能登の旅
- 羽咋方面案内 羽咋市／柴垣海岸／能登金剛
- 輪島方面案内 輪島町／舳倉島／曽々木海岸
- 七尾方面案内 和倉温泉／七尾市／能登島／能登万葉遺跡と文学碑めぐり
- ３章 金沢とその周辺
- 金沢市 尾山神社／金沢城址／泉鏡花／卯辰山／ヘルスセンター／九谷窯元／石川門
- 兼六園 成巽閣／県立美術館／香林坊／片町通り
- 金沢趣味のコース 金沢文学散歩／武家屋敷／庭園／金沢料理と味覚
- 近郊ハイキングコース 金石・内灘方面／湯涌温泉／鶴来
- ４章 北陸温泉郷
- 山中温泉／片山津温泉／山代温泉／粟津温泉
- ５章 白山